▼石崎地主海神社▼ - 2012.05.11 Fri





明治43年、北海道開拓を志し仙台より入植した大槻家の人々が、
郷里仙台の地で信仰していた天照大御神・猿田彦大神を奉じ、
祠堂を建てたのが創始となっております。





また境内外末社として
猿田彦神社に猿田彦大神と金刀比羅大神(ことひらのおおかみ)
三柱神社には倉稲魂大神と穴澗大神(あなまのおおかみ)が奉られています。





平安末期・鎌倉時代には奥州藤原氏が源頼朝に滅ぼされたときに、
その残党の多くが蝦夷島へ逃げ込んだもいわれれています。
また鎌倉時代以降になると、後の松前藩や和人地の基礎となった
渡党(わたりとう)の活動が見られるようになります。
源義経が北海道から大陸へ渡ったという渡島伝説もありますね。





石崎地主海神社は道内では松前に次いで八重桜が多いそうです。
この地の桜の見頃は5月中旬頃より
参道の八重桜は染井吉野や山桜よりも遅く咲くので5月末まで桜を楽しめます。
函館の郊外、のどかな山里に鎮座する神社の境内からは、
遠くに津軽海峡が見え雄大な景色が眼前に広がります。






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