*猿島へゆく~その②『猿島上陸~日蓮洞』* - 2012.06.18 Mon




三笠桟橋から猿島への約10分の船旅はとっても快適で、
海の写真を撮ったりヽ(д`ヽ)~(ノ´д)ノ船内をウロウロしているうちに到着です(笑
長く細い桟橋を渡って島へ上陸しますε=(ノ・∀・)ノ
この桟橋は、ここが軍の要塞だった頃から使っているものらしいです。
猿島は東京湾唯一の自然島で、周囲が約1.7kmのちいさな島です。
戦後までは一般人は立ち入り禁止でしたが、
今ではエコミュージアム猿島として整備され、連絡船で気軽に訪れることができます。
そんな猿島の看板はどこかのテーマパークっぽい作りです☆




島に着くと、すぐ目に入るのが船着き場の右に広がる「砂鉄の浜」という砂浜です。
島の入り口の『海軍港』という石碑があるこの場所には、
売店やトイレ、そして「食材以外なら....なんでもお任せください」と書かれた看板のある
バーベキューのレンタルショップがあります(*´Д`)(笑
この島で一番賑やかなこのエリアの奥に進むと探検の始まりです(`・ω・´)




砂浜から発電所横の坂道を上がっていくと、明治時代の兵舎・弾薬庫跡の切通しです。
明治時代に建造された猿島要塞は、すべての施設が岸壁を彫り込んで造られていて、
島の外からは、まったく内部を覗い知ることができないようになっています(-_☆)
この要塞は島の中央部を通る露天掘りの幹道に沿って、
レンガ積で弾薬庫や兵舎が作られトンネルで連なる地下構造になっています。
ここで使われたレンガ積の工法は「フランス積」というもので、
明治20年頃から主流になった「イギリス積」は日本中に多く残されていますが、
フランス積は造られた時期が早かったことから、ほとんどが壊されてしまい、
日本でも猿島要塞を含め4件が確認されているのみだそうです(´・ω・`)貴重です☆
太い蔦が幾重にも絡みつき苔むしたレンガ積みの建造物は、
すこし幻想的な雰囲気でもあります(人*´∀`*)スバラシイ




仄暗いトンネルを抜け三叉路を過ぎると、もう島の反対側ですΣ(ノ∀`*)
つきあたりを左に曲がり、砲台跡の横の道から断崖を降りていくと、
そこには…
かつて縄文人が暮らし、遭難した日蓮上人がすごし、
今は無き猿島春日神社の大蛇が住んでいて、
江ノ島の岩屋や富士山の麓まで続いていると伝えられる、
「日蓮洞窟」があります。
(*´Д`)伝承多すぎです(笑



猿島に伝わる伝説は主に三つあります。
まずはこの島の名の由来となったもので、
日蓮上人が小舟で東京湾を渡っている際、あたり一面が濃い霧に覆われ、
行き先が全く分からなくなってしまいます。
そこで日蓮上人がお題目を唱えると、
舳先にどこからともなく白猿が現れこの島へと案内します、
その伝説にちなみ「猿島」と名付けられたそうです。
その後、地元漁師の助けを得て、現在の米が浜に上陸する際、
サザエで足を切ってしまった漁師を見た日蓮上人が、
お題目を唱えてサザエから角を無くしたため、この付近のサザエには角がないそうです(゚o゚ホゥ
他の伝説についてはまた次回ヾ(@^▽^@)ノ


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