大神神社の月次祭で「三輪の神杉」、それと、みたらし団子 - 2014.08.02 Sat

奈良の大神神社の月次祭へと行ってまいりました~
というよりは…行ってみたら月次祭でした。
が、正しいかんじです(´Д` )(笑
この時期は友達の付き添いで大神神社のお参りに付いていくのですが、
「平日の午前中なら人も少なくていい感じでしょ」
っと思って行ってみましたら…
なんでこんなに人が多いの(;゚Д゚)!まさか祭りなの?!
「おんぱら祭り」は先月末で終わったはずなのに~
そう、この日が一日ということをすっかり忘れていましたΣ(ノ∀`*)
朔日は月次祭ですよね~伊勢神宮でも朔日参りで赤福の朔日餅ですもの(笑

大神神社の月次祭(つきなみさい)は毎月1日に行われ、
午前10時からは月次祭が拝殿にて巫女による神楽が奉奏され、
また自動車御祓所では午前8時から「豊年講ついたち朝市」があり、
奈良県内で収穫された新鮮な野菜や果物を安価で販売されるそうです。
そして参道には様々な屋台が建ち並び、
縁日といった様子のお祭りの賑わいになっています。
なるほど、朝から人が多かったはずです…
というか朔日参りのことをすっかり忘れていた自分に驚きです(´Д` )(笑
大神神社拝殿前にはまだ七夕の笹飾りがありました。
旧暦では8月2日が七夕ですので、
ちょうど今日が「七夕祭」の本日ですね。

そして多くの参拝者がお参りに来られる理由のもう一つが、
こちらの「三輪の神杉」授与です。
この「三輪の神杉」(通称:お杉)は毎月一日にだけ、
数量を限って授与していただけるそうで、
大変人気なため午前に全て無くなってしまうこともあるそうです。
この日も次々にこの「三輪の神杉」を、
お受けする方が並ばれていました(゚o゚;

偶々一日に来たののも何かのご縁というわけで、
わたしも一ついただいてまいりましたヽ(´▽`)/
この「三輪の神杉」は、
三輪のご神木である杉に紙垂(しで)をつけたもので、
神棚の榊の代わりにお供えしたり家に飾ったりしまして、
この月の平穏無事を祈るものなのだそうです。

さて、無事目的のお社にお参りした後、
参道に戻ってきまして出店を散策タイムです( ̄ー ̄)(笑
と言いましてもまた次に行く場所がありましたので、
お参りする前から目をつけていた「みたらし団子」屋さんに直行ですε=(ノ・∀・)ノ(笑

ヨモギのみたらし団子やわらかくて甘塩っぱくて美味しい♪(*´艸`*)
写真ではちょっと分り難いかもしれませんが、
団子にかかっている蜜は甘いタイプのものではなく、
醤油味のさらっとした甘塩っぱいかんじのタイプで、
この味のみたらし団子がすごく好きなのです♪((o´ω`o)ノ
すこし酢と味醂も入っているのかな…?
そのうち自分でも再現してみようかと思います( ̄ー ̄)v
ほかにもいろいろ屋台がありました、
トンカツを揚げてそのまま売っているお店とか(笑
三輪素麺の切れ端とかお土産に珍しくてオススメです(*´▽`*)



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▼綱越神社▼ - 2013.08.09 Fri






大神神社の馬場先、一の鳥居のすぐ横、
正参道入口に位置する綱越神社は古くからこの地に鎮座する古社です。
別名「夏越し神社」とも言われるほど「夏越しの大祓」が厳粛に行われる古社で、
一説には「綱越」という名は夏越から転訛したともいわれています。
本殿横にはセンダンの巨樹二株があり、磐座も祀られています。





綱越神社のもっとも大切なは「卯の日の神事」で、
大神祭の奉仕に先立ち、その前日に神主以下奉仕員が三輪川での「垢離取り」の後、
当社において祓の儀を受けてのち、はじめて本社の神事にたずさわることがでたそうです。





「御祓祭」では御幣をのせた馬が境内を巡る「神馬引き」や、
神職と参列者が古歌を唱えながら茅の輪をくぐる神事が古式にのっとり行われます。
また祭りの最後には奉納花火大会が行われ、
沿道には多くの夜店が並び、約2000発の花火が三輪の夜空に咲き乱れます。





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▼桧原神社▼ - 2013.03.28 Thu





大神神社・狭井神社より山の辺の道を北へ行った所、
「三輪の檜原」と万葉集などで数多くの歌が詠まれた桧原の台地の上に鎮座しています。
とても見晴らしのよい場所に位置し、
眼下には箸墓古墳や二上山など大和の国が一望できます。









桧原神社は大神神社の摂社群の中では、最も高い社格を持ち創建も古く、
天照大御神の御神霊を豊鍬入姫命に託し宮中からこの地に遷され、
伊勢神宮のはじまりとなる地、この笠縫邑(かさぬいむら)で祭祀されていました。
天照大御神の御神霊をこの地から伊勢神宮へ遷した後も、
引き続き天照大御神を祀っていたため「元伊勢」とも呼ばれています。





しかし、大神神社では直接見ることのできない大神神社特有の「三輪鳥居」と、
その奥にある神籬(ひもろぎ)を直接見ることができます。
また境内には大神神社末社の豊鍬入姫命を祀る豊鍬入姫宮も鎮座しています。







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▼大神神社の『衣掛杉』▼ - 2013.03.04 Mon
▼久延彦神社▼ - 2013.02.27 Wed





狭井神社より大直禰子神社へ向かう参道の中間地点、
北側の山に面した石段を登っていくと、
南面して鎮座する久延彦神社の社殿が見えてきます。





『古事記』には崩彦(くえびこ)の名で登場し、
大国主神が国造りの際に、誰も知らなかった少彦名命の神名をお教えになられた神様であり、
「足はあるかねど天下の事を、盡(ことごと)に知れる神」と古事記に記される知恵の神様です。
受験合格・入学・進学等の成就安全をお守り下さる知恵の神様として現在でも信仰されており、
境内や社殿横には数多くの「願かけ絵馬」が掛けられています。





神名「クエビコ」は「崩彦」には「身体の朽ち果てた男性」という意味があり、
雨風に晒されて朽ち果てた案山子をを思わせます。
また古代には案山子は田の中に立って一日中世の中を見ていることから、
知恵者の化身として考えられていたようです。





ここからは三輪の大鳥居や大和三山(耳成山・畝傍山・香久山)、
大和盆地に広がる田畑の雄大な風景を眺望できます。
『香具山は 畝火雄々しと 耳成と 相あらそひき 神代より かくにあるらし
古昔(いにしへ)も 然にあれこそ うつせみも 嬬をあらそふらしき』
(中大兄皇子・万葉集)


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