▼活日神社▼ - 2012.07.20 Fri





大神神社の拝殿から左手の狭井神社へ向かう道の途中、
祈祷殿からは東側の山麓にある高台に鎮座されています。
活日神社は日本で唯一、酒を作る杜氏(とうじ)の祖神を祀る神社です。





高橋活日命は崇神天皇に命じられ、
大物主大神に供える神酒を醸した杜氏(とうじ)の祖神といわれています。
一夜にして美味しい酒を作ったことから、
古くは『一夜酒社(ひとよさけのやしろ)』とも呼ばれていました。





醸造安全祈願祭では4名の巫女が三ツ鳥居の御前に神酒をささげ、
杉の榊を手に高橋活日命の歌から作られた神楽舞を奉納します。
『此の神酒は 我が神酒ならず
倭成す 大物主の 醸みし神酒
幾久 幾久』
現在も新酒の仕込みにかかる前に杜氏さん達はこの社に参拝し、
また春の頃になり、無事に百日勤めを終えてそれぞれ郷里へ帰る時、
ふたたびお参りすることが習わしとなっています。


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