▼塩釜神社(新橋)▼ - 2012.07.17 Tue





新橋駅から歩いて数分のところに、
ビルに挟まていながらも鬱蒼とした塩釜神社の森が現れます。
前面は公園となっていて石のモニュメントや欅や桜などが植えられ、
昼時には近くの会社員が息抜きに訪れる公園なっています。





塩竈神社(しおがまじんじゃ)は日本各地に鎮座する神社で、
全国には宮城県の塩竈神社を本社とし約110社ほどあると言われています。
「塩」を「鹽」に、「竈」は「竃」「釜」にとする神社もあります。
鹽土老翁は神武天皇や山幸彦を導いたことから、
航海安全・交通安全の神徳を持つのとして、また安産祈願の神と云われています。





元禄8年に仙台藩4代藩主・伊達綱村が、陸奥国一宮・鹽竈神社の御分霊を、
汐留にあった仙台藩上屋敷に勧請したのが創祀となっています。
安政3年に13代藩主・伊達慶邦が中屋敷である現在の社地に遷座します。
慶邦は一般にも開放したため、安産の神として参詣者を集めるようになりました。





大正12年の関東大震災の後には、
災害時の避難場所の確保と町民の憩う公園を作る計画を聞き、
伊達興宗伯が約400坪の敷地を愛宕下町会に寄付し
昭和5年に東京で唯一の町立塩釜公園として開園しました。






にほんブログ村
スポンサーサイト