▼大直禰子神社(若宮社)▼ - 2012.08.28 Tue





大直禰子神社は若宮社とも呼ばれ、
大神神社の参道二の鳥居から左の路地へ入り、
約150m場所に鎮座しています。
ここには他の大神神社の神社では見かけない狛犬の姿があります。





また配祀として
少彦名命・活玉依姫命(いくたまよりひめのみこと)をお祀りしています。
御祭神である大直禰子命は大物主大神の子孫であり、
第十代崇神天皇の御代に神託によって
茅渟県陶邑(堺)より大神神社の初代神主として召された大神氏の始祖です。





奈良時代には神仏習合の形で、
大神神社の神宮寺・大神寺(おおみわでら)として栄えます。
明治の神仏分離までは大御輪寺の本堂として、
本地仏十一面観音(国宝・現聖林寺奉安)が併祀されていました。





現社殿は昭和62年より3年間に亘り解体修理が実施され、
応永19年(1412)の姿に復元されたものです。
広い境内とお堂のような社殿が、かつての姿を思わせる神社です。




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