▼伏見稲荷大社・稲荷山下山▼ - 2012.10.11 Thu





眼力社より四ツ辻に向かう途中の参道には、
大杉大明神という杉の木を祀った場所があります。
稲荷山には、傘杉大明神・一本杉大明神・三本杉大明神・大杉大明神など、
杉の木を祀っている所が幾つかあります。
昔は稲荷大神の鎮座ゆかりの初午の日に参詣し杉を持ち帰り、
自宅に植え持ち帰った根が付けば願い事は吉、根が付かねば凶という風習がありました。
これを『験の杉(しるしのすぎ)』と呼んでいたそうです。
現在は守札所で杉の枝を授与する形で受け継がれています。
ここを過ぎれば再び四ツ辻へと戻ってきます。





ここからは伏見稲荷大社とは別の管轄になりますが、
この参道にも沢山の神社が鎮座しています。
この裏参道にある神社で有名なのが荒木神社で、
縁結びで有名な荒木神社はカワイイ縁結びの口入人形が人気です。
この人形は狐が三体の一組となったもので、
口入人形『夫婦と伴の三体、眷族の三柱の神』を、
祈願後に各家へ持ち帰り、成就するまででお祀りし叶えばここに返す、
という習わしがあります。





八嶋ケ池の畔には。大八嶋大神を祀る摂社の一つがあります。
朱の玉垣で囲われた小さな森が社で
この社は古来社殿がなく杜を朱の玉垣で囲い禁足地としています。





今回は駆け足で伏見稲荷大社と稲荷山を巡って参りましたが、
ご紹介した場所の他にもまだまだ見所の沢山ある神社です。
稲荷山は山頂である一ノ峰に着くまでには所々に休憩所(茶店)がありますので、
初めて登る方も安心して参詣できる御神山です。
一日かけてのんびりと「お山」を巡るのも楽しいかと思います。
機会があれば是非訪れてみてくださいませ。
以上、伏見稲荷大社と稲荷山のご紹介でした。

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