▼佐美長神社▼ - 2013.06.07 Fri






伊雑宮は伊勢神宮の別宮であり、
伊雑宮と御幸道でつながる当社は、その所轄社になります。
伊雑宮の南約800mの地に鎮座し、
江戸時代以前から大歳社又は穂落社とも呼ばれています。









また社殿横には伊雑宮所管社の佐美長御前神社4社があり、
佐美長御前神(さみながのみまえのかみ)が祀られています。
倭姫命が志摩国ご巡行の際に、鳥の甲高く鳴く声に誘われ葦原を見ると、
中に穂が千穂にも分れて茂ってる一本の稲を見つけます、
その地に建てた社が伊勢神宮別宮・伊雑宮となり、
その稲を一羽の真名鶴がくわえて飛びながら鳴いているのを発見し、
この鶴を大歳神としてこの地に祀ったのが佐美長神社の始まりとなります。
この「鶴の穂落とし」伝説に基づき、
この社は「穂落社」・「穂落宮(ほおとしみや)」とも呼ばれています。





この石段は昔から36段と決められており、
1段が1旬を表し、1旬は約10日間。
1か月は、上旬・中旬・下旬の30日間、
1年(大年)が3旬×12カ月の36旬を表すといわれています。
農耕に縁の深いこの神社ならではの逸話ですね。




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