▼飛火野▼ - 2013.11.12 Tue





奈良市街の東方を占める総面積約660ヘクタールの範囲を春日野と呼び、
興福寺・東大寺・春日大社・国立博物館と一体となっています。
その中で春日大社に接する林野である飛火野は、
参道のすぐ南に広がる広大な緑の芝生には多くの鹿が遊び、
東には春日大社の神体山・御蓋山がみえる、
奈良公園の中でも随一の名勝です。
古代には烽火(のろし)の施設が置かれた地といわれており、
『烽(とぶひ)』がこの地名の由来になったという説があります。
また万葉集などにも詠われ,歌枕としても知られており、
能『野守』の舞台とされています。




この木は明治41年の陸軍大演習の際に、
明治天皇が飛火野で休まれた御座所を記念して植えられたもので、
一見すると一本の木のように見えますが、
実は三本の楠がからみあって一本となっています。

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