▼日吉大社-白山宮▼ - 2014.08.04 Mon






宇佐宮の東、すこし下がった土地に鎮座し、
西本宮・東本宮・宇佐宮に次ぐ社格をもつ神社です。
本殿・拝殿ともに重要文化財に指定されています。









仲裁の神様で加賀の白山や全国の白山神社に祀られる、
白山比咩神(しらやまひめのかみ)と同一神とされています。
日吉大社には11世紀初頭頃に、
加賀の白山神社より勧請され鎮座されたそうです。
山王二十一社のなかの摂社・上七社でもあり、
旧称・客人(マロウド)、本地・十一面観音となっています。









剣宮社は今回修理中で見ることはできませんでしたが、
他の3社より少し大きめの社殿をもち、
御祭神として瓊々杵尊をお祀りしています。
山王二十一社では末社下七社の一つとされ、
旧称・剣宮、本地・不動明王となっています。
剣宮社の隣に鎮座しているのは小白山社、
御祭神は大己貴神で旧称は不明、本地は聖観音菩薩となっています。
次に並んで二つ鎮座している小さな社は、
左は八坂社で御祭神は須佐之男尊、
その隣りは北野社で御祭神は菅原道真。
この二つの社は後世に勧請された神社のようで、
ここに鎮座されている理由は不明です。





この白山宮には勧請時に起きた不思議な逸話があり、
平安時代末期頃、広長という人物が私的に白山の神をお祀りしていたところ、
天台座主慶命がそれを見つけ、取り壊すかどうか話し合おうとした夜に、
夏にもかかわらず雪が降って積もり、その霊験によって白山宮創建につながったといわれています。
その時に降った雪がこの石の高さまで積もったそうで、
この逸話から『雪丈岩』とい呼ばれるようになりました。

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