▼日吉大社-日吉三橋▼ - 2014.11.13 Thu




比叡山焼き討ちの後、日吉大社復興の際に豊臣秀吉が寄進したものと伝える日本最古の石橋で、
三つの橋はいずれも重要文化財に指定されています。
三本の石橋の中で一番上流に架かる橋は『大宮橋』
大宮橋は、西本宮へ真っ直ぐ向かう参道に架かる橋で、
花崗岩製の石造反橋ですが、木造橋の形式をそのまま用いた珍しい橋です。
橋の両側に格座間を彫り抜いた高欄をつけるなど、
日吉三橋の中で最も手が込んでいる豪壮雄大な石橋となっています。




走井橋は日吉三橋の中で最も簡素な構造の橋ですが、
橋の傍らにある走井という清めの泉があり、
そこでお祓いをするための重要な橋で、
比叡山回峯行などでは必ずこの橋を渡るといいます。
上流の大宮橋と比べますと橋脚も少なく、
また桁も省かれた簡素な構造の石橋ですが、
板橋に反りをつけることで軽快な感じになっています。






御祭神は瀬織津比咩・速開都比咩・気吹戸主・速佐須良比咩
御祭神の四柱は大祓祝詞に登場する神様で、
天下四方の罪穢れを水によって祓い清めて消滅してくれます。




二宮橋は東本宮(二宮)へと続く参道に掛けられていることから
「二宮」という名前がつけられています。
二宮橋も走井橋と同じような簡素な構造の橋となっていますが、
こちらの橋は桁上に継ぎ材をならべ橋板を渡し、両側に高欄をつけ、
大きさも大宮橋とほぼ同じ幅となっています。
二宮橋は天正年間に豊臣秀吉により寄進されたと伝えられている木橋を、
後に石橋に架け替えられたもので石橋としては日本では最大、最古とされています。
日吉三橋のある場所は紅葉のとても綺麗な場所で、
秋の終わりの頃の清流と紅葉の映える光景は絶品だといわれています。
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