▼稲毛神社▼ - 2011.07.14 Thu





旧社格は郷社で、現在は神社本庁の別表神社。
旧称は山王権現・武甕槌神社で現在も山王様の通称で呼ばれています。





社伝によれば稲毛神社は東国に争乱の絶えなかった頃、武神・武甕槌神を奉り、天皇軍の戦勝を祈る社として建てられたと伝えられています。
欽明天皇が東征のとき新たに配祀神四神を祀り、以降長らく勅願所とされたと伝えられています。





当初は祭神の名前から「武甕槌宮」と称していました。
平安時代末期、この地を領有した河崎基家が山王権現を勧請して以降「河崎山王社」「堀之内山王権現」と呼ばれるようになりました。




「神仏習合に基づいた「山王」の社名は新政府の神仏分離の方針にふさわしくない」
と仰られたことから社名を旧地名の武蔵国稲毛庄にちなんで「川崎大神稲毛神社」とし、明治中頃に「稲毛神社」の名が定着しました。
八月には「古式宮座式」の神輿巡幸をする例祭「川崎山王まつり」が行われます。
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