◎あちこち神社◎
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2017-07

丹生神社の神宮寺「丹生大師」 - 2015.02.19 Thu

丹生大師03

さて、丹生神社と関わりが深くその神宮寺である、
丹生大師」さんについてすこしお話しましょう(o´ω`o)

こちらのお寺は神仏習合時代の様子を色濃く残し、
水銀によって丹生神社と深くかかわりのある。
丹生神社に隣接する神宮寺で「女人高野」や「丹生大師」ともよばれるお寺です。

真言宗のお寺で山号は丹生山、
御本尊は弘法大師で1等格寺院の寺格をもち、
正式名称は『女人高野山丹生山神宮寺成就院』といいます。


丹生大師01丹生大師02丹生大師05

大師の山と言われる神体山の南側にあり、
大きな仁王門から参道を真っ直ぐ行きますと丹生神社に辿り着き、
参道の中頃で左手に曲がりますとお寺の本堂や大師堂があります。

参道は「姿見の池」という池を挟むように二本あり、
仁王門から入り真っ直ぐ進みますと丹生神社
丹生神社の一の鳥居から真っ直ぐ進みますと丹生中神社へとたどり着きます。



丹生大師07

伝承によりますと空海の師匠とされている勤操大徳によって、
宝亀5年(774年)光仁天皇の勅願により開創され、
その後、この地を訪れた空海が師の開創された寺である事を知り、
高野山に諸堂を建立する前に七堂伽藍を建立完備しました。

また伝説では唐の国から真言密教の聖地を決めるため空海が投げた三鈷(さんこ)が、
力強く投げすぎたため最初丹生に飛来し跳ね返って高野山で発見され、
高野山が真言宗の拠点となったと伝えられています。

なかなかダイナミックな伝説ですねΣ(・ω・ノ)ノ(笑

丹生大師08


ここ丹生は近世には丹生山神宮寺(丹生大師)の門前町、宿場町として、
また水銀を扱う伊勢商人発祥の地として栄えました。

真言宗の総本山・高野山が女人禁制であったのに対し、
ここは女性の参詣を許されていましたので、「女人高野」とも呼ばれ、
全国から多くの信者が訪れていたようです。


丹生大師09

古くから「丹生水銀」の産出地として富裕であったこの地は、
近世には「丹生の在家一千軒計り有りて民屋富みたる景気なり」とある程繁栄していたそうで、
現在でも丹生大師の周辺には格子戸や土塀など妻入りの街並みや、
数多くの由緒ある寺院が残るなど当時の繁栄を偲ばせています。


丹生大師10

丹生大師11丹生大師12丹生大師13丹生大師14




この階段に沿ってある回廊は外敵防護の施設だった伝えられる回廊で、
三重県下ではここに唯一あるものだそうです。

ちなみに自由に中を通ることができますが(-_☆)土足は厳禁でございますよ。


丹生大師15

こんな楽しげなところは入らざるをえない(`・ω・´)(笑
脱ぎ履き面倒なブーツでしたけど~

この回廊は昔は板張りの階段ではなく、
土がむき出しの坂になっていたそうです。

丹生大師16丹生大師17丹生大師18

境内にある大きな池は「姿見の池」と呼ばれる池で、
弘法大師が自画像を自らが刻むために御姿を映したとされる池です。

時期になると一面に睡蓮の花が咲き乱れ、
とても美しい様子となるそうです(人*´∀`*)いいですね♪

丹生大師19

この階段を上がった場所にある「大師堂」、
その背後の神体山に大師堂の後ろに隠れるようにして鎮座する、
丹生都姫神社』についてはまた次回(*´ヮ`)でっす☆




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▼丹生中神社▼ - 2015.02.17 Tue

丹生中神社01

丹生中神社02丹生中神社03丹生中神社04丹生中神社05

ナナモリ(楽3)s三重県多気郡多気町丹生にある丹生神社の境内摂社・丹生中神社です。

丹生神社の一の鳥居の参道を真っ直ぐ進みますと、
最奥に鎮座するこの神社に行き着きます。



創祀年代は不詳ですが延喜式神名帳では飯高郡九座の一つとされ、
古くから水銀等を産出する丹生の地の守護神として奉斎されたものと考えられています。


丹生中神社08

丹生中神社06丹生中神社07丹生中神社09

ナナモリ(喜2)s御祭神は金山比古命(かなやまひこのかみ)・金山比売命(かなやまびめのかみ)

金山彦神は金山毘売神とともに鉱山の神として信仰され、
神名の通り「金山」(かなやま、鉱山)を司る神で、
鉱業・鍛冶など、金属に関する技工を守護する神とされています。


隣接する丹生山神宮寺(丹生大師)とともに水銀に関する遺物が多く保存されており、
当社には神宝として「金山槌」・「金山桶」などが伝わっています。


丹生中神社10



丹生中神社11

ナナモリ(笑)sこちらは丹生神社の御神木「梛(なぎ)の木」です。

梛の木は「和(な)ぎ」に通じることから幸福・縁結びに御利益があるとされ、
古くからお守りとして葉などを身につけると良いとされる木です。


こちらの梛の木の葉は当社の道を挟んだ向かい側にある、
「ふれあいの館」という物産館にてお守りとしていただけるそうです。


丹生中神社13丹生中神社12






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▼丹生神社(三重)▼ - 2015.02.10 Tue

丹生神社(三重)01

丹生神社(三重)02丹生神社(三重)03丹生神社(三重)04丹生神社(三重)05

ナナモリ(楽2)s三重県多気郡多気町丹生に鎮座する丹生神社(にうじんじゃ)です。

『延喜式神名帳』では飯高郡九座のひとつに列せられ、
伊勢国内の大社を紹介している 『伊勢国恵日山観音寺神名帳』では、
多度大社椿大社と同じく大社として記される由緒ある神社です。



一の鳥居の真下にあるのは「対面石」といわれる石で、
言い伝えによりますとこの地を訪れた弘法大師は、
この場所で丹生一族の丹生津比売と対面したと言われています。

丹生神社(三重)09


丹生神社(三重)06丹生神社(三重)07丹生神社(三重)08丹生神社(三重)10


ナナモリ(楽3)s御祭神は主祭神として埴山姫命と水波賣命、ほかに16柱

創始は古く継体天皇十六年(523)。
全国にある丹生(にう)という地名は、
硫化水銀でできた水銀鉱石を産出する地名を示し、
その水銀採鉱に携わったのが丹生氏の一族です。

この地にも「丹生鉱山」という水銀を産出する鉱山があり、
古くから産地として名高かった当地の水銀は、
東大寺の大仏殿建立の際にも使用され、
「奈良大仏建造用として伊勢国の住人である大中臣が水銀二万両を献じた」
と『東大寺造立供養記』にも記されるほど多く産出していたようです。

現在もこの地・勢和村の山々にはかつての採掘穴や坑道が多く残っており、
一部では当時の採掘の様子がそのまま残っているところもあるようです。

丹生神社(三重)11丹生神社(三重)12丹生神社(三重)13丹生神社(三重)14


丹生神社(三重)15丹生神社(三重)16丹生神社(三重)20丹生神社(三重)21



ナナモリ(普b-01)s中世にはここ丹生では日本で唯一、水銀座と呼ばれる座が存在していました。

座(ざ)とは平安時代から戦国時代まで存在した商工業者や芸能者による同業者組合のことで、
朝廷や貴族・寺社などに金銭などを払う代わりに営業や販売の独占権などの特権を認められたものです。

この丹生にも他の座同様、本所と呼ばれる庇護者が存在ていますが、
それは近隣で最も大きな神社である伊勢神宮ではなく、
朝廷の中心に位置する摂関家が本所になっていたのではないかと考えられています。

水銀座は摂関家の権威を借り威圧的に商取引を進めたり、
他の座の利権を侵食したりする事もたびたびあったようで、
伊勢神宮側が朝廷に対して丹生の水銀商人の横暴を告発する訴訟が提起されることがありました。

また戦国時代にはこの地を支配していた北畠氏の配下に長井家(屋号・梅屋)があり、
長井家は日本における兌換紙幣の先駆けである「丹生羽書(梅屋札)」と呼ばれる羽書を発行しました。



丹生神社(三重)17

丹生神社(三重)18丹生神社(三重)19丹生神社(三重)22丹生神社(三重)23

ナナモリ(驚)s拝殿左脇には「伊勢椿」の原木とされている椿が植えられています。

椿は古くから観賞用としていろいろな園芸品種が作られ、
この「伊勢椿」もその中の一つになり、
江戸時代の「本草学」の書物にも紹介されています。


また、この丹生神社拝殿脇にある椿は「伊勢椿」の起源は不明ですが、
寛永四年(851)に荒井勘之丞によって書かれた「勢国見聞集」には、
「丹生の椿、丹生神大明神の社内、嵯峨天皇の御世に植えしなり伊勢椿」と記されています。



丹生神社(三重)24丹生神社(三重)25丹生神社(三重)26丹生神社(三重)28


丹生神社(三重)30





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