熊野古道を歩く『三瀬坂峠4・瀧原宮と道の駅「奥伊勢木つつ木館」』 - 2015.05.24 Sun

さて、熊野古道伊勢路の三瀬坂峠を越えればそこは滝原。
ここに来たのなら寄らずには帰れない場所があるのです(`・ω・´)
というわけで国道42号線(熊野街道)を尾鷲方面へ歩いて行きます。

三瀬坂峠の里側登り口より1kmほど歩きますと、左手に大きな森と白い鳥居が見えてきます。
そうっそこは伊勢神宮の別宮『瀧原宮(たきはらのみや)』
ここまで来てお参りせずに帰るわけには参りませんヾ(@^▽^@)ノ

伊勢神宮の御本殿に続き別宮である瀧原宮も式年遷宮により新しく建て替えられました。
式年遷宮で伊勢神宮の内宮と外宮の御遷宮が終わった次の年からは、
125社あるすべての神社が別宮・摂社・末社・所轄社の順に建て替えられていきます。





真新しい白木の鳥居や社殿が光っているかのようにも見えますね♪





瀧原宮の本殿と瀧原宮の所轄社も新しい敷地に建て替えられ、
以前より奥まった場所に鎮座しています。
本殿や瀧原竝宮の御鎮座している場所は雰囲気的にあまり変わりはありませんが、
所轄社である若宮神社と長由介神社は鎮座する場所を大きく変えましたね(*゚∀゚)





とくに若宮神社は階段を上った丘のような場所に遷され、
随分雰囲気が変わっているように感じます。
なんとなく良い感じの場所です(´ー`)

玉砂利の上にある二つの小さな社は式年遷宮以前まで社殿のあった古殿地です。
右の少し大きな蔵の様なものは「御船倉(みふなぐら)」というもので、
中には御神体を入れる御船代が納められています。

新しくなった瀧原宮に数年ぶりにお参りすることができましたし、
今回の熊野古道の旅も無事満足に終えることができました(人*´∀`*)ありがたいことです。



あっともちろん道の駅「奥伊勢木つつ木館」で、
大内山牛乳ソフト(イチゴ味)を忘れずにいたたぎました(*´艸`*)
疲れた体に甘くて冷たくてイチゴ味は最高です♪
残念ながら時間的にレストランは閉まっていましたが、
地域物産コーナーの店内にて売っていたので買えました☆
レストランが営業中ならシカ肉を使った「もみじ丼」などがいただけたのですが…
ざんねん(´・ω・`)

さて、道の駅ですこしの休憩のあと次のJRの駅「たきはら」までやってきました。
瀧原宮と道の駅のある場所からこの駅までは約1kmほどです。
無人駅ですがなんだかハイカラなデザインですね(笑

というわけでJR「たきはら」駅への到着をもちまして、
今回の熊野古道伊勢路『三瀬坂峠』の行程は完了ですヽ(´ー`)ノありがとうございました~
次は熊野古道伊勢路『ツヅラト峠道』にまいります(-_☆)
○いつもポチッと投票ありがとうございます(o´ω`o)励みになります♪○



スポンサーサイト
熊野古道を歩く『三瀬坂峠3・茶屋跡から里側登り口まで』 - 2015.05.21 Thu

では~三瀬坂峠の茶屋跡から里側の登り口まで下りて行きまっす(o´ω`o)ノ

いきなり結構急な坂道ー(゚o゚;
こちら側から登ってくると大変そうですね(笑




明るくて太陽の日差しの当たる良い森です(o´ω`o)
峠付近がちょっと急な坂道だった分、
そこ以外はフラットな感じの道が続きます。

杉苔の道(*´ω`*)いいですね~こういうの好きです♪




あっても無くても良いような丸太の橋を渡り(笑
石積みの堰などに足を止めつつも、
歩きやすい道をサクサクっと歩いて行きます。





久しぶりの案内版です(o´ω`o)峠の茶屋跡より750m来まして、
里登り口まであと250mのところです。
この辺りまで来ますと普通の遊歩道とかわりませんね~
左手に池が見えてきましたのでちょっと道から下りてみました。

風無く面ピタで水鏡のようになっていました♪
この池は三瀬坂池という溜池でとても静かな池です(゚▽゚*)



池から道へ戻ろうと振り返ってみると石積みがっ!
古道でよく見かけられる野面乱層積みっぽいですが…
上1/3は新しく積まれた石っぽい感じがしますね~
よくわかりません(。-ωq`)

池の反対側に来まして峠を振り返ってみました。
真ん中の一番低くなった場所が、
峠の茶屋跡があった辺りだと思います。

道を走る車の音と国道が見えてきました。
そろそろ三瀬坂峠も終わりです。

国道42号線に出ました~里側登り口ゴールです☆





里側登り口には常夜灯と小さな祠があります。
無事峠を越えられたことを祠の神様に感謝して、
熊野古道伊勢路『三瀬坂峠』終了でっすヾ(@^▽^@)ノ
三瀬坂峠を歩いた感じは所々に少し急になる坂道はありますが距離的には長くなく、
古道の雰囲気もすこし感じられる初心者にも良い古道という感触ですね。
さて、
では峠も越しましたし(-_☆)ちょっと近くの名所に行ってみましょうか。
というわけであとすこしだけ次回に続きます(笑

○いつもポチッと投票ありがとうございます(o´ω`o)励みになります♪○



熊野古道を歩く『三瀬坂峠2・登り口から茶屋跡まで』 - 2015.05.18 Mon

それでは『三瀬坂峠』へ登って行きます(o´ω`o)ノ
熊野古道の一部である『三瀬坂峠』は、
世界遺産に指定された部分はありませんが、
熊野古道伊勢路では伊勢神宮に参り熊野へと向かう巡礼者が、
宮川と別れ最初に越える峠になります。
登り口よりしばらくは平坦な林道を歩いて行きます。
登り口から峠までは約1kmほどです。

最初の分岐点は一番右の道が峠への道です。
里に近い山ですので林業の方が使う林道も多くあり、
ちょっと迷ってしまいそうですが、
そういう場所には必ず案内の道標がありますので、
それを探すようにして行けば大丈夫です☆

こんなかんじの案内の道標があって、
峠までの距離も記されています(゚▽゚*)♪





二つ目の分岐は小川を渡って左へ~
ここは道標が見えているので大丈夫ですね(o´ω`o)
この辺りから山道はちょっと上り坂になります。



しばらくは急坂のつづら折りが続きます。
小さめの歩幅でゆっくり登って行きましょうεε (っ*´▽`)っ
木々は枝打ちがきちんとされていまして、
山道も明るくて良い感じです☆

もうちょっと上り坂が続きます~
ここ右へ登る~

三瀬坂峠は古道っぽい石畳はありませんが、
この付近は段端に石を並べた石段っぽさが残っている気がします(笑

坂道を登り切る辺りで麓で見たことのある旗が見えてきました(-_☆)

はいっ熊野古道『三瀬坂峠』へ到着でっすヾ(@^▽^@)ノ
登り口からここまで休み無しで登って約20分ぐらいでした。

峠の雰囲気はこんなかんじ~
江戸時代から明治の初め位までは茶屋があったそうですが、
今は開けた平坦な場所に茶屋跡と行き倒れの供養碑が残っているのみです。

石垣には石室が組まれ、
その中には宝暦6年(1756年)のお地蔵さんが祀られています。
この日も真新しい花が飾られていて、
地元の方にとても大切にされている様子でいいですね(人*´∀`*)

峠に来て山の陽の当たる側になったので、
明るい日差しが射してきました(*´ヮ`)あたたかいなぁ~

ベンチっぽいのもあるのでちょっと休憩に良い感じです。

次は峠より登り口と反対側の里へと下りて行きます(*´ω`*)
○いつもポチッと投票ありがとうございます(o´ω`o)励みになります♪○



熊野古道を歩く『三瀬坂峠・三瀬谷駅から登り口まで』 - 2015.05.15 Fri

熊野古道『三瀬坂峠』出発です(o´ω`o)ノ
まずは三瀬坂峠の登り口へ行くために、
JR「三瀬谷駅」より国道42号へ出て、
国道42号線沿いに尾鷲方面へと歩いて行きます。



大台警察署の前を通り船木大橋を渡ります。
船木大橋の右手には三瀬谷ダムがちょっとだけ見えます。
でも橋の架かってる場所が結構高い谷で下をみると怖いです(;゚Д゚)(笑

橋を渡ったところにある船木大橋南交差点を左に、
県道747号に入り多岐原神社のある長ケの集落を目指していきます。

最初は多岐原神社の道標を目印に宮川沿いを歩いて行きますεε (っ*´▽`)っ
歩いていますと熊野古道の案内看板も出てくるので安心です♪

長ケの集落に入りますと多岐原神社と三瀬坂峠の分岐の道標がありますから、
ここはもちろん三瀬坂峠の方へ~
時間に余裕があるなら伊勢神宮内宮の摂社・多岐原神社へとお参りに行くのもオススメです☆


またしばらく歩いて行きますと右手にお寺が見えてきます。
このお寺は三瀬坂峠登り口の目印となる「妙楽寺」というお寺で、
ここを過ぎますとすぐに三瀬坂峠の登り口が見えてきます。
ちなみにこのお寺は枝垂れ桜が有名だそうです(人*´∀`*)

そんなこんなで熊野古道『三瀬坂峠』の登り口に到着です☆
JR三瀬谷駅からここまで距離は約3kmほどで、
だいたい40分ぐらいの道程です。

ちょっと民家の敷地に入っていくようでドキドキします(笑
小声で「おじゃましま~す」っと(*´Д`)

今から登る三瀬坂峠を仰ぎ見てみる。
あの山と山の重なり合ったところがたぶん峠ですね~

最初はまだまだ普通の道です。

このお地蔵さんはガイドブックで見たのだ(-_☆)
こちらのお地蔵さんは地元の人々が祀ったもので、
道中の安全を祈って祀られたとされる説と、
昔、この地域周辺で疫病が流行した際に、
これ以上疫病が広まらないようにと祀られたという説があるそうですが、
はっきりとした由来は不明なのだそうです。

今日はそれほど山奥でも無いし大丈夫でしょうと思って歩いていたところ、
この注意書きですよΣ(゚Д゚;)熊のような動物ってなにそれ怖い(笑
しかーし熊鈴は登山用鞄に常備してあるので大丈夫(`・ω・´)



熊鈴をしっかり装備し山へと向かって道を歩いて行きます。
細かい林道へ山道への分岐もありますが、
道標があるのでそれに従って歩いて行けば問題なしです♪

目立つ熊野古道ののぼり旗もあります(人*´∀`*)これは安心わかりやすい♪

そして、三瀬坂峠の山道に到着。
ここからいよいよ山道っぽい道になっていきます(`・ω・´)次回につづきます。
○いつもポチッと投票ありがとうございます(o´ω`o)励みになります♪○


