◎あちこち神社◎
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2017-10

▼榛名神社-瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿▼ - 2015.11.07 Sat

瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿01

榛名神社の『御水屋(おみずや)』です。

この御水屋に湧き出る水は榛名山麓の天然水で、
萬年泉の水とともに古くから「御神水」として、多くの人々に使用されてきました。

なかなか派手な造りの手水屋ですね(o´ω`o)


瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿05

瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿02瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿03瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿04瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿06

御水屋の右手、
谷を流れる榛名の対岸の岸壁を流れ落ちるのは『瓶子の滝(みすずのたき)』です。

滝の名前の「瓶子」とは神に供える神酒をいれる器のことで、
滝の落ちている両脇の岩の間を流れるさまをを瓶子に見立てたことから、
瓶子の滝」と名づけられました。

この滝は榛名神社自然歩道から滝壺までおりて見ることができます。


また、この石の小社の隣には、
かつて『暦杼楓(れきじょふう)』という見事な楓があり、
それは閏年のみ13(通常年は12)に葉が分かれたという樹齢数百年の楓だったそうです。

しかし平成18年8月3日夕刻に根元から折れてしまい、
現在は案内板に其の名を留めるのみとなっています。


瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿08

瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿07瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿09

御水屋の斜め上正面にある立派な杉は『矢立杉(やたてすぎ)』

矢立とは武将たちが戦勝・領内安全等を祈願するために境内の木に矢を射立てる儀式のことで
戦国時代に武田信玄が箕輪城を攻略の際、ここに矢を立てて祈願したといわれています。

この矢立杉は、1933年に国指定の天然記念物になったことでも有名で、
推定樹齢は1,000年、周囲は9m以上もあり、高さも30m以上と天高くそびえています。


瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿14

瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿12瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿11瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿13瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿15

矢立杉より階段をすこし登った所にある建物は『神幸殿(みゆきでん』です。

安政六年(1859年)の建立で塗装は施されておらず、
境内の建物の中ではもっとも簡素な形式を持ち、
古式の仏堂の形式を踏襲しています。

毎年、春の大祭「神輿渡御祭(みこしとぎょさい)」において、
5月8日早暁に本殿より神輿に移され神幸殿に遷座し、
15日早暁に還御されるまでの期間、ここは開かれ参拝できるようになります。



瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿17

瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿16榛名神社の額殿前にある灯篭は群馬県内最古の『古鉄燈籠』です。

この古鉄燈籠は、新田義貞が寄進したと伝えられており、
灯心部に記された銘文よりますと、
約700ほど前の元享3年(1323)に沙彌願智という人物が、
大工(工人の頭)の芳十光長に作らせて奉納したと書かれています。

また同じ文の中に「車馬郡満行権現」の名が見え、
権現とは神と仏が一体ちなった神仏習合時代の表現で、
榛名神社と満行院がひとつに考えられ社家と別当が共存していた時代の姿を伝えています。


瓶子瀧・暦杼楓・矢立杉・御幸殿19


以上、榛名神社の参道にある名所のご案内は終了でっす∩(´∀ `∩

何回かに亘り榛名神社の名所をご紹介しましたが、
参道から離れて榛名のすぐ横を通る榛名神社自然歩道を行きますと、
『番所跡』や群馬県内に五基しかない『砂防ダム』、
榛名上流にそびえる奇岩『つづら岩』などもあります。


峻峭な榛名山の景色と神仏習合時代の名残を境内に多く残し、
約千四百年の歴史ある榛名神社、
機会がありましたら是非、お参りくださいませ(人*´∀`*)




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▼榛名神社-賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉▼ - 2015.11.04 Wed

賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉01

榛名神社の三重塔より神橋までの参道は、
落石防止の屋根つきの通路になっています。

この辺りは古い時代の榛名神社では絶壁に沿う道になっており、
参道が整備されるまでは険しい場所だったようです。

賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉02

鉄筋のトンネルの先には神橋が見えます(o´ω`o)
なんだか黒い鉄骨のトンネルと朱色の神橋のコントラストがハイカラですね♪



賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉04

賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉05賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉03賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉06



その鉄骨のトンネルの中に岩肌の窪みに祀られているのは『塞神社(さいのかみしゃ)』です。

御祭神は八衢比古神(やちまたひこのかみ)、八衢比賣神(やちまたひめのかみ)、久名戸神(くなどのかみ)

この神は他界より厄神・悪魔・疫病などを防ぎ止め、追い返すために祀られる神で、
村の入り口や道路の四辻、分岐点などでよく祀られています。

また、呼び名を「さいの神」と申し上げることから「幸神」「妻神」として、
幸福をもたらす神、特に女性に良縁、妊娠、出産、幼児守護の神として崇敬せられる等、
日本固有の信仰を得ておられます。

ドンド焼き、道祖神祭、左義長もこの神の御神徳をいただくお祭りです。

例祭である道饗祭は夕刻におこなわれます。

賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉08

塞神社の先にある朱色の橋は『神橋』。
安藤広重六十余州名所「上野国榛名山雪中」として図絵のなかに描かれている橋です。

深い谷となっている行者渓に架けられており、
橋からは行者渓の絶景を上下に眺められます。


賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉07

賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉09賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉10



神橋から眺められる『行者渓』です。

安藤広重の「上野国榛名山雪中」に描かれいてるのはまさしくこの場所で、
修験道の創始者・役小角もここで修行をおこなったといわれています。

左の岩の後ろには夕日岳・朝日岳、
右ま岩肌には東面堂というお堂の跡の扉が見られ、
橋の下には深く切り込んだ谷を流れる榛名川を眺めることができます。


賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉12

賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉11賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉13

参道の上の岩に嵌め込まれた扉は『東面堂』という建物の名残です。

東面堂は上野34所の21番札所で、
扉はおそらく須弥壇(しゅみだん)の奥に秘仏・千手観音を、
安置したところに嵌め込まれたものと考えられています。

建物があった頃に描かれた「上野国榛名山雪中」では、
この東面堂をはじめ懺悔橋・境内茶屋などが見事に描かれています。



賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉15

賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉14賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉16賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉17賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉18



榛名神社の雨気御神水『萬年泉(まんねんせん)』です。

水源の神である榛名神社への雨乞の伝統は古く、
萬年泉はその史跡、民俗資料の一つとなっています。

古来、日照りにより農村が苦しいときにはこの御神水を竹筒にいただき、
雨乞祈願後に村へと帰り田畑にまけば必ず霊験ありといわれていました。

萬年泉の左上には「萬年泉の碑」があり、
この元文4年(1739)六月に奉納された碑には、
側面に宋の崔君謨の書、裏面に長崎の平君舒の撰文銘が刻まれています。




賽神社・行者渓・東面堂・萬年泉20






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▼榛名神社-朝日岳と夕日岳・三重ノ塔とトマトの碑▼ - 2015.10.30 Fri

三重ノ塔とか03

三重ノ塔とか02三重ノ塔とか04

榛名神社参道の中ほどまで来ますと左手に大きな岩山が姿を表します。

この岩山は右が朝日岳(雷天岳)、左が夕日岳(風天岳)という岩山で、
榛名山が修験道の山だった頃に修行で使われ、
朝日岳の中腹には「宝珠窟」という洞窟あります。

また安藤広重の版画「六十余州名所」の中の「上野国榛名山雪中」にも描かれ、
雪の行者渓にかかる朱色の神橋の背景に、
朝日岳と夕日岳や榛名冨士を構成した美しい絵となっています。


三重ノ塔とか01

三重ノ塔とか05三重ノ塔とか06三重ノ塔とか07三重ノ塔とか08

榛名神社参道のほぼ中央にある『三重ノ塔』です。

神仏習合時代の名残を残すこの塔は、
明治2年(1869)に般若坊が勧進元となり多くの人々の寄進により建てられもので、
廃仏毀釈の時には完工直後だったため取り壊しの難を免れたといわれています。

神社残存の層塔としては群馬県内唯一、
明治時代以降は神宝殿と呼ばれ天之御中主神をはじめとする五柱の天神をお祀りしています。



三重ノ塔とか09

三重塔は銅板瓦葺で高さは16m、、
高欄のない縁をめぐらし、正面のみ中央間桟唐戸、脇間板張り、中備えは十二支の蟇股、
二層部、軒は二軒繁垂木、組物は三手先、中備えはなく、
三層部、軒は扇垂木、組物は同じく三手先で中備えはない様式になっています。

三重ノ塔とか10

最近修復がなされた様で、
木鼻・拳鼻に付く大きな獅子頭が金色に輝いています(人*´∀`*)

中備えの十二支の彫刻も真新しく塗りなおされ、
極彩色鮮やかな豪奢な感じになっていました。

三重ノ塔とか15

三重ノ塔の前には参道を挟んでいくつかの石碑が立ち並び、
その中に『御廰宣の碑』があります。

この碑は「留守所下文」という榛名神社で最も古い文書を彫った石碑で、
後鳥羽天皇の建久元年(1190)に政府から上野国司に下され、
健児(こんでい)、検非(けんぴ)両使の権力行使を停止する旨を認めたという文章の碑です。

なんと、この石碑には文章の虫食い穴まで忠実に彫られているそうです。



三重ノ塔とか13

石碑の中で一際ハイカラな感じの『トマトの碑』です(o´ω`o)真っ赤なトマトがかわいいです。

正確には『古谷トマトF1種子特産之碑』というもので、
昭和9年に学生であった古谷春吉さんが榛名神社のある群馬の利根郡においてトマトの種子を手に入れ、
その後、群馬の農家の方々と協力して様々なトマトの交配をして、
「古谷トマト」と呼ばれる現在のおいしいトマトの元祖を作りだしたことなどを記念し、
古来より五穀豊穣の神社として有名な榛名神社の浄域に、
御加護とトマト業の隆盛を記念して建立されたた碑…っぽいです。

ちょっと雨で写真写りが悪くて碑面の文字がよく読めませんでした(ノ∀`*)(笑


三重ノ塔とか16


参道の半分まで来ましたが、
榛名神社参道の名所のご紹介はまだまだ続きます(´ー`)


三重ノ塔とか17



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▼榛名神社-末社・秋葉神社▼ - 2015.10.27 Tue

秋葉神社(榛名)02

秋葉神社(榛名)01秋葉神社(榛名)03秋葉神社(榛名)04秋葉神社(榛名)05



ナナモリ(楽2)s榛名神社の境内末社・秋葉神社です。

参道の「みそぎ橋」を渡ってすぐの左手、
「鞍掛」の正面の山の中腹あたりに秋葉神社の赤い鳥居があります。



秋葉神社の参道はすこし勾配のある山道で、
約300メートルほど歩いて行きますと大きなが見えてきます。


秋葉神社(榛名)08

秋葉神社(榛名)06秋葉神社(榛名)09秋葉神社(榛名)10秋葉神社(榛名)11

ナナモリ(笑)s御祭神は火の神である秋葉大権現

参道を歩いて行きますとすこし開けた場所に黒い大が現れ、
その大のぽっかりと空いた丸い空間に、
小さな社がお祀りされています。


榛名神社は古い時代の榛名火山の中腹に位置しており、
榛名川の侵食により古代榛名火山の溶岩や複数の脈も見ることができ、
この岩も形状や質感から、
古い時代の榛名火山の溶岩が固まった火成岩だと思われます。


秋葉神社の例祭は毎年11月1日に行われます。

秋葉神社(榛名)12





秋葉神社(榛名)14





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▼榛名神社-鞍掛岩・千本杉・水琴窟▼ - 2015.10.19 Mon

鞍掛岩・千本杉・水琴窟01


鞍掛岩・千本杉・水琴窟03榛名神社境内に沢山ある奇岩巨石のうち一番最初に目にするのが『鞍掛岩(くらかけいわ)』です。

随神門を過ぎみそぎ橋を渡ってすぐの右手、
参道下を流れる渓流の向こう岸の中腹にあります。

本来は洞穴状だったものが奥の岩が抜け落ち、
橋の様なアーチの岩になりました。


鞍掛岩の手前には岩屋のような場所があり、
そこには灯篭と石碑があります。

鞍掛岩・千本杉・水琴窟02




鞍掛岩・千本杉・水琴窟04


鞍掛岩・千本杉・水琴窟05榛名神社参道の両脇には大きな杉の木が何本もあり『千本杉』と呼ばれています。

樹齢100年から400年前後の大きな杉の木がこの一帯に立ち並び、
苔生した石垣や欄干と相まって美しい風景となっています。





鞍掛岩・千本杉・水琴窟06





鞍掛岩・千本杉・水琴窟09


鞍掛岩・千本杉・水琴窟07鞍掛岩・千本杉・水琴窟10鞍掛岩・千本杉・水琴窟11

参道にあるお土産店の山昇堂とみそぎ屋の前にある『水琴窟(すいきんくつ)』と『廻運燈篭(かいうんとうろう)』です。

水琴窟は地下に甕を埋め込み落ちる水の反響音を楽しむもので、
この水琴窟は1秒間に落ちる水滴の数が通常の3倍になるように設計されており、
その音色は水が奏でる雅楽のようだといわれています。

その隣にある廻運燈篭は相合傘をイメージとして作られ、
本殿前に置いてある開運おみくじをここの御神水に浸し占い、
廻運燈篭にある自分の干支に対応する納め口から納め、
燈篭を回転させれば良い運が廻ってくるとされています。

廻運燈篭に納めたおみくじは全て回収し神社宮司さんが祝詞をあげてくださいます。

水琴窟利用期間 通年の3月20日~1月7日まで

鞍掛岩・千本杉・水琴窟12

茶室のあるの庭園などではよく作られている水琴窟ですが、
神社にあるのは珍しいですね。

静的で深みのある良い音がします♪


鞍掛岩・千本杉・水琴窟13







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七森

Author:七森
あちこち出かけた先で撮影した
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