▼二見興玉神社▼ - 2011.05.18 Wed





旧社格は村社で、現在は神社本庁の別表神社。
古くは水荒神・三狐神社とも呼ばれ、明治までは三宮神社とも呼ばれていました。
明治四十三年に境内社の興玉社を合祀して二見興玉神社と改称されます。
東と西に入り口があり、海岸沿いの境内になっています。





猿田彦大神は天孫降臨の際に高天原と豊葦原中津国の間の道案内を務めたことから、古来より善導の神として開運招福、家内安全、交通安全の守護神として信仰されています。
この神のお使いはカエルとされており、御神徳を受けた人々が神社の境内にカエルの塑像を献納します。
このため境内には無数のカエルの石像が並んでいます。





夫婦岩の沖合660mの海中には、猿田彦大神の霊石「興玉神石(おきたましんせき)」があり、夫婦岩はその岩門であり鳥居でもあります。





「興玉神石」は降臨する神の依り代(よりしろ)で、常世から神が寄りつく聖なるところといわれています。
古来より伊勢神宮への参宮を前に、当浜で沐潮する習慣があり「浜参宮」と呼ばれています。
また二見浦は倭姫命が天照大神の御鎮座の地を求めて訪れた際、
あまりの美しさに二度も振り返ったといわれるほどの素晴らしい景勝地でもあります。



スポンサーサイト