▼熱田神宮-清水社▼ - 2016.08.09 Tue






『こころの小径』を一之御崎神社よりさらに東へ進んでいきますと、
古くから「お清水さま」と親しまれてきました、
この清水社へと辿り着きます。
御祭神は罔象女神
水を守護する神様でここ清水社の北側にも水の湧く場所があり、
言伝えでは鎌倉時代の平家の武将・平景清が目の病気になったときに、
この湧水で目を洗ったところ病気が治ったという言い伝えがあることから、
目の神様としても信仰を集めています。

清水社の右脇に下の湧水へと降りて行く階段があります。





この湧水が溜まっている場所の中央に石塔があり、
これに備え付けてある柄杓で三度水をかけまして、
お願い事をすると叶うとか、
この水を肌に浸けると綺麗になるとか言われています。
また、この石塔は享保の古図にも描かれている楊貴妃のお墓の一部分との説もあります。
昔、中国の唐の時代に玄宗皇帝が日本侵略企てていることを知った日本の神々が集まり、
話し合いの結果、熱田大神が絶世の美女の姿に変身し玄宗に近づき日本侵略を中止させようとしましす。
後に楊貴妃と呼ばれるようになる美貌で玄宗皇帝をたぶらかし唐の国は乱れて日本侵略どころはなくなりますが、
理性を無くした玄宗によって楊貴妃も命を落としてしまい、
そして楊貴妃に変身していた熱田大神の魂は熱田に戻ったという伝説があります。
その楊貴妃の伝説に因んで清水社に楊貴妃の墓が建てられていましたが、
明治初期に熱田神宮の改装工事で取り壊されたのだそうです。

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