▼熱田神宮-御田神社▼ - 2016.08.20 Sat


本殿の東側、神楽殿の東北に鎮座し、
延喜式神名帳の式内社「尾張国愛智郡御田神社」に比定される古社で、
天武天皇の朱鳥元年の頃に創建されたといわれています。
創建時は春敲門の東方「御田」の地に鎮座していたと考えられますが、
江戸時代には本社の左前、楠木御前社の西に鎭座し、
明治初年に旧社と推定される字御田に近い現在の場所に遷座されました。




大年神の「年」の字には、穀物、特に稲が稔るという意味があり、
かつては熱田神宮の東側に広がっていた御神田の守護として、
また五穀豊穰の守護神として崇敬されています。
この社の祈年・新嘗の両祭に奉る神饌は最初に烏に食べさせるという信仰が残っており、
祭員が「ホーホー」と烏を呼びながら御供を土用殿の屋根の上に投げ上げ、
烏が飛んできてそれを食べなければ祭典が行われなかったという、
「烏喰の儀」という祭事があるそうです。


その日には神前に斎田に植える玉苗が供えられ、
斎主の祝詞奏上の後、緋袴・緋襷に芙蓉の花を模した挿頭花姿の早乙女4人により、
この神社の前にて古式ゆかしく田歌にあわせて田舞が奏せられます。

御田神社の前の石段を登って行きますと土用殿があります。
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