▼熱田神宮-土用殿▼ - 2016.08.24 Wed




土用殿へは御田神社正面の石段をあがり、
本殿の東、神楽殿の裏手にあたる北側にあります。


本殿焼失前は本殿の東に相並んで鎮座していました。
永正14年(1517)将軍足利義稙(よしたね)の造営と伝えられ、
天文11年(1542)修造、昭和46年に屋根を銅板葺にして復元されました。


様式は宝庫造、俗に井楼組(せいろうぐみ)と呼ばれる造りで、
材木を「井」の字の形に組んで積みあげてから、
四隅に切り込みを入れて木材を組み合わせる建築様式が用いられています。
屋根を銅板葺にする以前は屋根切妻桧皮葺の箱棟でした。
土用殿の足下は奈良時代の正倉院と同じような「堀立柱」となっています。


この神事は御田神社の神事ではありますが、
祭典を行うのか否かを土用殿の屋根の上に「御食(供え物)」を投げ、
鳥が食べ来るかどうかで占うもので、
食べに来なければ祭典が取り止めになったこともあったそうです。

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