▼日向山神社(明見神社)▼ - 2017.06.16 Fri






富士市岩渕の山間部の集落に鎮座する神社で、
正しくは日向山神社と称しますが、
旧称の明見神社として呼ばれることが多く、
境内に祀る白馬につなみ「白馬さんの明見神社」と親しまれています。






境内には他に山王宮 明見宮・山神宮石・白馬舎があり、
拝殿裏手の少し高い位置に総欅造りの朱の三間社流造本殿があります。
江戸時代の「駿河記」に妙見社とあるように、
古くは妙見(明見)信仰の社でもあったことから白馬舎の横には馬頭観音が並び、
御祭神の神像は亀にのった天女姿の妙見菩薩像となっているそうです。






一族の守護神として山頂に祀ったのが始まりといわれ、
慶長年間は日向山頂上に社殿がありましたが寛文2年に隣の明見山へ遷座されます。
当時の社殿はとても荘厳美麗であったそうですが、
文化3年(1806)野火により焼失してしまいました。






参拝者の便を計り現在の場所に遷座再建され、
昭和57年に遷座百年を記念し大鳥居・拝殿・白馬舎が建立されました。
また馬の守護神としても信仰され例祭時になりますと、
近年まで付近の農家は農耕馬をひいて参拝したそうです。


日向山神社から富士宮方面の景色

左・明見山 右・日向山
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