▼相撲神社▼ - 2017.10.28 Sat






この相撲神社は大兵主神社(穴師坐兵主神社)の摂社で、
奈良県内には日本の国技である「相撲」発祥に纏わる土地がいくつかありますが、
ここもその一つで約2000年前に最初の相撲の取組が行われたとされる場所です。





日本書紀によりますと垂仁天皇7年7月7日に大兵主神社神域のカタヤケシにおいて、
野見宿禰と当麻蹴速が日本最初の勅命天覧相撲を行い、
それに勝利した野見宿禰は、この地に屋敷を賜り、
大和朝廷の中心人物として活躍していきました。
そしてこの相撲神社のある場所が「カタケヤシ(四本の柱の内側」)、
今で言う土俵のあった場所と伝えられています。





さらに平安時代には相撲節会(すまいのせちえ)として定着していくようになります。
相撲節会とは宮中の年中行事の一つで毎年陰暦7月26、27、28日の3日間催され、
諸国から召し出された相撲人が天皇の御前で相撲を取ったと言い伝えられます。
ちなみに「相撲」という言葉は、
張り合ったり抵抗したりすることを意味する「争ふ(すまう)」に由来するそうです。

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