▼湯泉神社▼ - 2017.12.21 Thu






当社の歴史は古く、延喜式神名帳に有馬郡の大社としてかぞえられ、
日本書紀に舒明天皇・孝徳天皇・白河法皇らの参拝が記録されていることから、
往時の格式の高さをうかがうことができます。
ちなみに当社は「おんせんじんじゃ」と読まれることもあり、
温泉神社とも表記されいることがあります。






大己貴命と少彦名命が国々を旅し薬草を探しに歩かれた時、
傷ついた三羽のカラスが赤い水を浴び傷を治療している姿を見、
有馬の温泉を発見したと伝えられています。
その後、仁西上人の有馬再興(1191年)の頃から、
熊野信仰の影響を受けて、熊野久須美命を併せ祀り、
有馬温泉鎮護三神と呼ばれるようになりました。






当初は愛宕山麓の温泉寺境内に御社殿がありましたが、
明治18年(1885)に愛宕山中腹に移建されました。
現在も温泉寺本堂前には鳥居と社殿へ続く石段があります。
また当社は子宝・子授けの神としても有名で、
有馬の湯に浴し、当社で祈願すれば子宝に恵まれると伝えられ、
なかでも平安時代末期の「伊呂波字類抄」という日本最古の辞書にも記載されている、
「玉鉾さま」「阿福さま」と呼ばれている子授けのお守りは有名です。





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