▼頭之宮四方神社-お頭さん・頭之水▼ - 2018.11.16 Fri


頭之宮四方神社にはいくつか名所があり、
本殿右手にある「奉石所」横にある鳥居から、
頭之石と頭之水のある場所へと続く脇道があります。
「奉石所」というのは願掛けの石を奉納する場所で、、
頭之宮四方神社には古くから石を奉る風習があり、
お願いを掛ける時は「白石」に祈念し努力の誓いを立て、
成就した時には太陽の下で黒々と健康に豊かに働けることを願って「黒石」を奉納する場所となっています。
現在では石を用意できない方の為に「無地絵馬」(絵の描かれていない絵馬)が用意してあり、
無地絵馬発祥の神社でもあります。






小さな広場がありそこに頭之石と頭之水はあります。
ここに湧き出ている水は「頭之水」または「知恵の水」とも言われ、
慶事万来・開運守護に霊験あらたかとされ毎年2月第1日曜日には「水取神事」が行われます。
また若返りを有する水、「若水」に相通ずる聖水信仰である「変若水(おちみず)」としても信仰されており、
お正月には「知恵の水」を若水として汲み、
この水で作ったお雑煮や正月一番茶をいただくことで一年間の無病息災を願う風習があります。


神域内の唐子川より拾い上げられた石で、
よく見ますと幾つかのお顔を持っているようにも見えます。
当神社の御神体もこの川より拾い上げられた「御頭」であることからここに置かれ、
頭や顔、肩や腕、その他ご自分の悪い体の快復を念じて「お頭さん」を撫でてから、
ご自身の頭も撫でられますと御神助をいただけるとされています。

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▼頭之宮四方神社▼ - 2018.11.11 Sun






日本で唯一「頭之宮」と名付く神社であり、
「あたまの宮さん」として特に首より上の諸祈願に信仰を集め、
首より上部の病気や怪我の平癒に霊験あらたかであるとされ、
また入学・就職・資格試験の合格など「脳」に関することでも篤く信仰されています。






御祭神である第五十代桓武天皇の後裔・唐橋中将光盛卿は、
この神社の傍らを流れる唐子川の奥の、
岸壁が聳え立つ「中将倉」と呼ばれる高い山の上に城を構えていたといわれています。
社伝によりますと創建の由来は、
昔、村の子供達が社地を流れる唐子川にて遊んでいると川上より髑髏が一つ流れて着き、
子供たちがこれを拾い水に浮かべて遊んでいたところに、
たまたま通り合わせた村の老人がこれを見て「不浄なり」と諭し髑髏を捨てさせ子供達を帰らせました。
すると突然、見る間に老人は気が狂い始め大声で、
「予は唐橋中将光盛卿なり。今此の辺りにて童子を相手に楽しく嬉戯しているにも拘わらず、
汝きたりて予に向かって屈辱を加え遊びを妨げた。
若し、予の髑髏を崇め祀らわば、汝の乱心を止め萬民に幸福を与え、永く守護する。」と語り出したそうです。
それを村人が聞いて、大変畏怖敬心を発して、無礼を詫びてお告げの通りに現在の社地に社殿を造営し、
髑髏を祀ったのが今の頭之宮四方神社の始まりとされています。





こちらは「御滝さん」と呼ばれる場所で、
この鳥居を通じて正面の岩肌を流れる滝を拝礼することにより、
滝に打たれた心持ちとなり身も心も清められるそうです。

手水舎の裏手より滝がある唐子川(からこがわ)へ下りられるようになっています。






御滝の水も流れ込む清浄な雰囲気の場所となっています。
また「唐子」という名前は、
御祭神の唐橋中将光盛卿り「唐」と、
髑髏を拾い上げた子供達の「子」から名づけられたと伝えられています。

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