*出石城跡探訪* - 2019.05.23 Thu

唐突に兵庫県豊岡市出石町にある出石城跡でっす(笑(o´ω`o)ノ
山陰本線・京都丹後鉄道の豊岡駅もしくは山陰本線八鹿駅まで行き、
そこから全但バス「出石」行きで約30分、終点で下車します。





出石城(いずしじょう)は、戦国時代に但馬国守護となった山名氏の最盛期に、
出石神社の北側の此隅山に此隅山城(このすみやまじょう)を築いたのが始まりで、
1569年(永禄12)に織田信長の軍により落城し一時は山名氏は城を失いますが、
今井宗久の仲介によって織田家と和睦することができ領地に復帰しました。
その後、1574年(天正2)、山名祐豊は標高321mの有子山山頂を天守とする有子山城(ありこやまじょう)を築き、
本拠を移して麓に下館も築かれ小城下町の体を成して現在の街並みの原型を築きますが、
後の戦いで毛利氏方についたため、1580年(天正8)に羽柴秀吉による第二次但馬征伐で有子山城も落城し、
但馬国山名氏は滅亡しました。




そして明治時代になり廃城令で出石城も取り壊されましたが、
辰鼓楼、堀、石垣などが現存したいたことから隅櫓、登城門・登城橋などが復元され、
堀の周囲一帯は登城橋河川公園として整備されて現在は有子山城とともに続日本100名城(162番)に選定されています。




稲荷台、本丸、山里曲輪を段状に配した梯廓式といわれる出石城跡の、
稲荷郭からは城下町として整備され碁盤の目状の町割であるったことから、
「但馬の小京都」と呼ばれる出石の町並みを一望できます。
ちなみに「江戸時代三大お家騒動」の仙石騒動はここが舞台です٩( 'ω' )و

出石城の本丸跡には感応殿と呼ばれる社殿が建てられ、
漫画『センゴク』の主人公で出石藩主仙石氏の祖である仙石秀久が祀られています。
仙石秀久は大盗賊・石川五右衛門を捕らえた豪傑としても有名です。

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