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2020-04

*山の辺の道を歩く07-祟神天皇陵から三輪山裾まで* - 2020.03.26 Thu

山之辺の道07-02

それでは前回の行燈山古墳・崇神天皇陵からのスタートでっすっ!!

あっ、山の辺の道を歩く・第七回です(o´ω`o)ノ


山之辺の道07-01

山之辺の道06-22山之辺の道06-23

前回は祟神天皇陵をご紹介いたしましたが、
その古墳の裏側、山の辺の道を挟んだ反対側にもう一つ古墳があります。

こちらは柳本古墳群の一つである『櫛山古墳』という古墳で、
古墳時代前期後半の4世紀頃に造られた全長152mの大型古墳です。

特筆すべきはその形で、
「双方中円墳」というとても珍しい形の古墳となっています。


山之辺の道07-03

山之辺の道07-04山之辺の道07-05

櫛山古墳近くにある歌碑を発見しつつ先に進んでいきます三(ง ˙˘˙ )ว

ちなみにこの歌碑は、
「玉かぎる 夕さり来れば 猟人の 弓月が嶽に 霞たなびく 作者不詳」
と刻まれています。

山之辺の道07-06

しばらく進んでいきますと案内板と歌碑のある休憩所に到着します。

ここの歌碑は地元桜井氏出身の俳人・武田無涯子の歌が刻まれており、
「二古陵に一人の衛士やほととぎす」
という俳句が刻まれています。

山之辺の道07-07

そしてここからは奈良時代の条里制に基づいて位置されてきた大和の集落の、
青垣山に囲まれた大和の整然とした美しい佇まいの風景を眺めることが出来ます( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )


条里制というのは古代から中世にかけて行われた土地区画制度。1町(約109m)の四角を基本単位で、
各区画単位を「1条1里」、「3条3里」となどとし地番管理をしたもので、
古代ではおよそ1里に50戸を集落の単位としていました。


山之辺の道07-08山之辺の道07-09山之辺の道07-10山之辺の道07-11


それでは~更に先へ~
いろいろな無人販売店を眺めつつ歩いていきます₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾


山之辺の道07-12

山之辺の道07-13山之辺の道07-14

そうしてやがて見えてくる平野部にある小さな山のようなものが、
『渋谷向山古墳(景行天皇陵)』です。

古墳時代前期に作られたもので、
墳丘は全長約300メートル、後円部径約168メートル、前方部幅約170メートルという、
墳時代前期に築造されたものとしては国内最大の古墳です。

景行天皇は倭建命の父として知られ、
この古墳のことは古事記には「御陵は山辺の道の上にあり」、
日本書紀では「大和の国の山辺の道の上の陵に葬りまつる」と記されています。



山之辺の道07-15

渋谷向山古墳より先に進んでいきますと道が交差している場所に出ます。

ここはちょっと判り難いですが山の辺の道は左手の細い道を歩いていきます。


山之辺の道07-16

この道です(*´д`*)


山之辺の道07-17

やがて相撲発祥の地とされる相撲神社へと続く道に合流します。

見た覚えがある道だな~っと思いましたら以前、
相撲神社へと向かう途中で通った道でした(꒪˙꒳˙꒪ )!!!

山之辺の道07-19

山之辺の道07-22山之辺の道07-21

そしてここっ!!!
この風景が凄いんです(*゚∀゚)=3

遠くに金剛山・葛城山を望み、
手前にぽつぽつと三つほどある小さな山は、
香具山・畝傍山・耳成山という万葉集にうたわれた有名な奈良三山なのです☆

あと道すがら柿本人麻呂歌碑が二つありました~
縦長の歌碑には「ぬばたまの 夜さり来れば 巻向の 川音高しも 嵐かも疾き 実篤」と刻まれ、
もう一つのほうには「巻向の 山辺響みて 行く水の 水沫のごとし 世の人われは」と刻まれています。

山之辺の道07-23

やがて山の辺の道は山側へ登っていく感じの道となり…


山之辺の道07-24

山の辺の道大神神社のある三輪山へと入っていく道になります。


というわけで次回はいよいよゴールの大神神社到着で最終回となります٩( 'ω' )و



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*山の辺の道を歩く06-大和神社御旅所から崇神天皇陵まで* - 2020.03.20 Fri

山之辺の道06-01

山之辺の道を歩く・弟6回っ٩( 'ω' )و

大和神社御旅所のある中山廃寺より出発ですっ!!


山之辺の道06-02

そして畑の中の畦道に唐突に現れる、
ウッドデッキのカッコイイ感じの休憩所です(笑


山之辺の道06-03

ウッドデッキの休憩所の前には柿本人麻呂歌碑もありました(o´ω`o)

ここのは
「衾道乎 引手 乃山尓妹乎置而  山徑徃者 生跡毛無 孝書」
と刻まれており読み方は、
「衾道を 引手の山に 妹を置きて 山路を行けば 生けりともなし」
と読み、ここでの「妹」とは妻という意味になります。

歌の意味は柿本人麻呂が妻を亡くし、今、引手の山に葬ってきた岐路にて、
引手の山を振り返りながら生きた心地もしない侘しさを感じるといった歌になります。

そしてこの「引手の山」というのはこの場所から山側を見るとある竜王山のことです。

山之辺の道06-06

山之辺の道06-04山之辺の道06-05山之辺の道06-07山之辺の道06-09


柿本人麻呂の歌碑より先に進み柳本地区という集落の中を歩いていきます₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾


山之辺の道06-10

やがて門前町のような雰囲気の道になりますと~


山之辺の道06-11


大和神社の神宮寺として創建された古刹『長岳寺』です( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )


山之辺の道06-12

『長岳寺』は天長元年(824)淳和天皇の勅願により弘法大師が大和神社の神宮寺として創建したといわれ、
最盛時には塔中四十八ヶ坊、衆徒三百余名を数えた大きなお寺だったそうです。

創建から千年以上を経た現在でも重要文化財としては仏像5体、建造物4棟があり、
中でも日本最古とされる鐘楼門が有名です。

山之辺の道06-13

山之辺の道06-14山之辺の道06-15山之辺の道06-16山之辺の道06-18



長岳寺より少し進んだ先には「天理市トレイルセンター」という、
山の辺の道沿いにある情報提供・休憩機能を備えた施設があります(꒪˙꒳˙꒪ )♪

今回は寄っていませんが、
ここにはシャワー設備や、ロードバイクを停めるためのバイクラック、
美しい眺望が楽しめる開放的なデッキ、地元の食材を使った食事の出来るレストランがあります。


山之辺の道06-17


トレイルセンターより先に進むますと右手にこんもりとした山のようなものが見えて来ます。

そろそろ毎度のパターンでお気付きかもしれませんが~(笑

山之辺の道06-19

その山のようなものは「崇神天皇陵(行燈山古墳)」という古墳です(*´д`*)


山之辺の道06-24

崇神天皇陵は龍王山麓から西へ伸びる丘陵を利用して造られており、
周囲には濠が巡っています。
全長は約242m、後円部径約158m、口縁部の高さ約31m、
前方部の幅約100m、前方部の高さ約13.6m、
周濠を含めた全長は約360mという巨大な前方後円墳です。

大和朝廷の創始者とされる第10代天皇・崇神天皇の陵墓、
「山辺道勾岡上陵(やまのべのみちのまがりのおかのうえのみささぎ)」として陵墓に指定され、
天皇陵として宮内庁が管理され中へ入ることはできませんが正面には拝所があります。

ちなみにこちら側は古墳の裏側ですのでなにもありません(ノ∀`)(笑

山之辺の道06-21


そんなかんじで古墳の大きさに感嘆しつつ次回につづきますε=(ノ・∀・)ノ




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*山の辺の道を歩く05-萱生環濠集落から大和神社御旅所まで* - 2020.03.14 Sat

山之辺の道05-01

それではー前回の西山塚古墳のある萱生環濠集落から続きの、
山の辺の道を歩く』その5でっす(o´ω`o)ノ



山之辺の道05-02

山之辺の道05-03山之辺の道05-04山之辺の道05-05

竹之内環濠集落のように多くの集落を囲む環濠ではありませんが、
この辺りは環濠集落の雰囲気が出ていますね~

濠があって石垣の上に塀の高い屋敷、
ちょっとした砦のようにもみえますね( ◜ᴗ◝) (◜ᴗ◝ )

山之辺の道05-06

そして、突然現れるミカンの無人販売店(笑

山之辺の道05-07

山之辺の道05-08山之辺の道05-09山之辺の道05-10

萱生の集落の中にある「五社神社」です。

かつてはこの地に広大な森があり、そこに鎮座していた神社だったそうですが、
明治時代に歯定神社に合祀され社地であった森は開墾され畑などになりました、
しかし、その後また昭和26年にこの地へと戻り五社神社として鎮座されたそうです。

全国に五社神社という名の神社はありますが御祭神はそれぞれその地によって変り、
現在この五社神社では武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比咩大神の四柱を御祀りしています。

かつてはこの地の産土神が祀られていたとも考えられています。

山之辺の道05-11

さすが奈良っ! マンホールの蓋が銅鏡です(笑

四神鏡っぽいかな?(*゚∀゚)=3

山之辺の道05-12

五社神社の前の道を進み柿の木畑が左手に見えてきますと、
道はやがて念仏寺の墓地へと入って来ますが、ちゃんと山の辺の道正規のルートです。


山之辺の道05-13


山之辺の道05-14山之辺の道05-15山之辺の道05-16

この墓地と重なるようにある小高い丘のような場所は「燈籠山古墳」です。

「燈籠山古墳」は全長110mの前方後円墳で、
大和古墳群を構成する大型古墳のひとつであり、
出土した埴輪の特徴から古墳時代前期、4世紀前半の古墳と考えられています。

現在は円墳の部分だけが残り、前方の方墳部は墓地になっています。

山之辺の道05-17

念仏寺を過ぎますと前方にこんもりとした森が見え、
道なりにその中へ進んでいきますと一部公園となっている広場に到着します。


山之辺の道05-18

ここは中山大塚古墳の一部で、
以前ご紹介した「大和神社の御旅所」です。

大和神社の御旅所についてはこちら→ 


山之辺の道05-20

大和神社の斜め前は中山町の公民館となっており、
そこはまた中山廃寺という寺院跡でもあります。

旧中山寺は大きな寺でしたが室町時代の地震で焼失し、
焼け残った本尊の阿弥陀如来立像は、
旧中山寺の一坊とであった伝えられる念仏寺に安置されました。

先ほどの燈籠山古墳に隣接する墓地のお寺がそうです。


山之辺の道05-19

ここで石上神宮から大神神社まで歩くという山の辺の道の行程を約半分ぐらい来たことになります♪

というわけで次回から後半戦てす(`・ω・´)b
ちょっと日が落ちてきたのでここからは早歩き気味になります(笑



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*山の辺の道を歩く04-休憩所の猫から西山塚古墳まで* - 2020.03.09 Mon

山之辺の道04-01


はいっ『山の辺の道を歩く』の第4回目でっす(o´ω`o)ノ

いままでの記事の内容からだいぶ歩いてきたような印象ですが、
まだ石上神宮から2.7キロほどしか歩いてません(笑

山之辺の道04-04

山之辺の道04-03山之辺の道04-05

ここで山の辺の道ウォーキングルートに点在する休憩所についてのご紹介です(-_☆)

山の辺の道を歩いていますとこういう感じの東屋のような休憩所が集落外に設置されていまして、
集落から集落の間には必ずあるという感じでした。

周辺地図やベンチとテーブルも設置されていましてとても助かりますね♪


山之辺の道04-06

猫ちゃんが居るのでここで大休憩としますっ!!(`・ω・´)(笑

もう一匹黒いのがいましたが横の草のトンネルに入って逃げていきました。

山之辺の道04-02

山之辺の道04-07山之辺の道04-08山之辺の道04-09山之辺の道04-10

良い景色です。
奈良県のこういう感じの風景好きです(人*´∀`*)

ちなみに今回はそちらの方へは向かいませんでしたが、
この場所のすぐ近くには「竹之内環濠集落」という地域があります。

環濠集落というのは集落の周囲に濠をめぐらしたもので、
室町時代になると戦国期の動乱による影響を強く受け、
自衛手段として防御のため集落の周囲に濠をめぐらした集落が奈良では多く見かけられます。

一般的に環濠集落は低地部で発達した集落の形態であるが、
ここ「竹之内環濠集落」は標高百メートルの山麓に立地する珍しいものとなっています。

「竹之内環濠集落」は写真のビニールハウスのところから山に向かってすぐの所にあります。

山之辺の道04-12


山之辺の道04-11山之辺の道04-13山之辺の道04-14



長閑な山之辺の道を桜井市方面へ向かって、さらにてくてく歩いていきます(ง ˘ω˘ )ว

この辺りにもぽつぽつと無人販売のお店がありました。


山之辺の道04-15

またまた歌碑を発見っ!!

これは柿本人麻呂の歌碑で、
「あしひきの 山川の瀬の 響るなべに 弓月が嶽に 雲立ち渡る 柿本朝臣人麿」と、
万葉集の歌が刻まれています。


山之辺の道04-16

山之辺の道04-17山之辺の道04-18山之辺の道04-20山之辺の道04-19


その柿本人麻呂の歌碑より少し進んだところに、
一枚の石に刻まれた二対のお地蔵さんがあります。

このお地蔵さんは「舟渡地蔵」というお地蔵さんで、
天理の昔ばなしでは、むかし萱生と竹之内両村で池堀りをしていたところ、
この一枚の石に刻まれた二体のお地蔵さんが出てきました。
そこで、お寺へ移そうとしたら運ぶ人たちの足腰に痛みがおこり、
お地蔵さんのたたりかと思われましたが、
見晴らしの良いこの場所で丁重にお祀りし供養をすると痛みがすっかり治ったと伝えられています。

そのことから今も腰から下の病気にはご利益があるといわれ、
「腰痛治しの地蔵さん」とも呼ばれているそうです。



山之辺の道04-21

山之辺の道04-22舟渡地蔵から先に進みますと萱生環濠集落です。

道に沿って西山塚古墳の周濠が続き、
環濠集落の面影を残す風景となっています。



この小山のような西山塚古墳古墳時代後期前葉の前方後円墳で、
前期古墳が大半を占める大和古墳群の中で、
後期の大型前方後円墳はこの古墳だけとなっています。

大和古墳群の中では唯一、前方部を北側に向けているのが特徴で、
墳の周囲を溜池は周濠の痕跡と考えられ後円部南西側の溜池の外側には外堤が残っています。

発掘調査は行われていないため定かではありませんが、
西山塚古墳が手白香皇女の真陵ではないかとする考え方があります。



今回はこんなところで~次回に続きまっす(ノシ 'ω')ノシ




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*山の辺の道を歩く03-峠の茶屋から夜都伎神社まで* - 2020.02.25 Tue

山之辺の道03-01

山之辺の道03-02山之辺の道03-03

前回あわ餅を食べてエネルギー補給した続きの~
山の辺の道03』で~すっ!ヽ(´□`。)ノ


ちょっと振り返って正面に見えている大きな家屋が、
前回の峠の茶屋・天理観光農園です。

というかんじで先にすすみま~す٩( 'ω' )و

山之辺の道03-04

この山の辺の道を歩いたのは去年の11月末だったのですが、
道端で桜が満開になっていました♪

シキザクラとかカンヒザクラかな?

山之辺の道03-05

良い景色( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

ここからは左手の道へ~

ちなみに左手中央に見える森のあるところは、
「東乗鞍古墳」でっす。

山之辺の道03-06

柿畑の横を歩いて夜都伎神社を目指します。

山之辺の道03-07

山之辺の道03-08山之辺の道03-09山之辺の道03-10


しばらくは民家の無い農道のようなところを歩いていきます。

この道中にあった無人販売では農家さんがサトイモなどを売り出していました~
イチョウの木がある家屋では農家さんがいらっしゃって、
いろいろな秋の農作物をのんびりとした雰囲気で販売されていました☆


山之辺の道03-11

そんなこんなで夜都伎神社に到着っ!!
観光農園からここまでは1キロぐらいかな。

夜都伎神社については以前ご紹介した記事にて→ 


山之辺の道03-12

山之辺の道03-13山之辺の道03-14山之辺の道03-15山之辺の道03-16



この夜都伎神社前にも歌碑がありました。

作者は東畝で、
山の辺の道ははるけく 野路の上に
  乙木の鳥居  朱に立つ見ゆ」
と刻まれています。

夜都伎神社の「夜都伎(やつき)」という名は「やとぎ」とも読まれ、
この社のある地域「乙木(おとぎ)」からの転化でありことから、
この歌に出てくる「乙木の鳥居」とはここの鳥居を指します。


山之辺の道03-17

山之辺の道03-18山之辺の道03-19山之辺の道03-20山之辺の道03-21

神社からさらに進み、その「乙木」の集落の中を歩いていきます三(ง ˙˘˙ )ว

ちなみに夜都伎神社の名の転化のもととなった「乙木」という名も、
「小峠(おとうげ・ことげ)」からの音の転化とであるとされています。

地名の転化からさらに転化してついた神社名というのは面白いですね♪


山之辺の道03-22


そしてっ!!この地域にあったのがっ!!

山の辺の道最大の無人販売です(笑

山之辺の道03-23


この地域の農作物がいろいろ小分けにされて売られていました。


山之辺の道03-24


冷蔵庫の無人販売機もありましたよー(笑
アイスクリームやジュース、冷凍柿に千切り大根と、
バリエーション豊かなラインナップ(*゚∀゚)=3

夏に近い時期には非常に助かる品揃えですね☆

山之辺の道03-25

この辺りで全行程の大体1/4ぐらいです。

というわけで次回に続くっ!!─=≡Σ((( っ'∀')っ


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Author:七森
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