小豆島より - 2020.10.18 Sun
小豆島-中山農村歌舞伎 - 2020.10.12 Mon

小豆島の秋
毎年10月に行われる「中山農村歌舞伎」の会場です(꒪˙꒳˙꒪ )♪





中山農村歌舞伎は春日神社の境内にある中山農村歌舞伎舞台で行われます。
この舞台は天保年間以前に建てられたもので、
茅葺き寄棟造りの間口6.5間、奥行4.5間、
回り舞台とスッポンの機構(花道の舞台寄りの七三にある小型のセリ)があり、
琴平の旧金丸座を参考にして建築されたと伝えられています。

桟敷席の脇にある衣装倉には約720点もの衣装や大道具、小道具などが納められ、
代々受け継がれてきた歌舞伎台本(根本)類は760冊を超え、
台本の古いものでは文政元年(1818)の台本などが残っているそうですΣ(・ω・ノ)ノ

中山農村歌舞伎は江戸時代後期から始まり明治から大正にかけての隆盛期を経て、
現在に至るまで春日神社の奉納芝居として上演が続けられています。
見物席は、南北23.94メートル、東西23.33メートルのゆるやかな斜面を利用して石積で仕切られたものと、
特別な屋根付きの桟敷の二種類があります。





中山農村歌舞伎は伊勢参りへ出かけた島民たちが上方歌舞伎の場面を描いた絵馬や衣裳を持ち帰り、
旅回りの一座や振付師を招いて自分たちで歌舞伎を演じるようになったのが始まりなのだそうです(o´ω`o)
伝承演目は義太夫狂言の時代物、世話物、また純歌舞伎など幅広く、
さらに地元の義民伝を仕組んだ独自の演目「金ヶ崎湊荒浪(かねがさきみなとのあらなみ)」というのも演じられます。





最盛期であった明治・大正期には島全体で歌舞伎舞台が30以上あり、
役者も約600人ほどいたと伝わっていますが、
現在では10月に行われるこの中山農村歌舞伎と、
3月の肥土山農村歌舞伎の2つだけが伝承されています。
中山農村歌舞伎は午後5時ごろから農村歌舞伎保存会によって4幕が上演され、
観客の島民は特製の「わりご弁当」を開き酒などを酌み交わし、
舞台の演技を夜がふけるまで見物し楽しむのだそうです。
「わりご弁当」というのは、
木で作られた大きな箱の中に小さな箱がいくつか入ってる「割盒(わりごう)」に詰められた弁当のことで、
祭りの日には役者や裏方まで全員の分の弁当を作り、
年に一度しか味わえないお弁当を村の人々で分けて食べるものなのだそうです。
昔の農村歌舞伎や村神楽の雰囲気が感じられて良いですねぇ( ◜ᴗ◝) (◜ᴗ◝ )

「中山の舞台」と呼ばれる歌舞伎舞台のすぐ前には、
日本の棚田百選にも選ばれた700枚を超える「中山千枚田」があり、
このお祭りは棚田で採れた新米を祝うものでもあります。

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▼二十四の瞳天満宮▼ - 2020.10.05 Mon
小豆島-二十四の瞳・岬の分教場 - 2020.09.27 Sun




それではー映画「二十四の瞳」にて「岬の分教場」として使われました、
建物の中に突入しますっ!!(-ω-ゞ
こちらの建物は1902年の開校から1972年の閉鎖まで70年間、
村の小学校として使用された旧苗羽小学校田浦分校(旧田浦尋常小学校)を複製したもので、
映画に使われた小道具などがそのまま展示物として残されています。
ちなみに複製元となった旧苗羽小学校田浦分校は、
映画村までの道の途中、手前800mに今も現存しています。

下駄箱~
小学校の下駄箱ってこんなに低く作られていたんですね…
自分の小学校の頃の記憶のイメージよりずっと小さく感じます。



木の廊下に裸電球のランプ、窓の外には映画村の古い町並み。
良いですね~(o´ω`o)♪

教室の中です☆
教卓や机、他の小道具も展示されていて、
昭和中期の頃の分校の教室の雰囲気が感じられますね(人*´∀`*)

教室の後方には映画撮影の道具?っぽいのが展示されています。




窓の外には瀬戸内海の穏やかな風景が広がっています。
校庭では昔の遊び体験として竹馬などで遊べるようになっていました。
竹馬は全然乗れません(´・ω・`)(笑

という感じの岬の分教場でした~٩( 'ω' )و
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小豆島-二十四の瞳映画村 - 2020.09.23 Wed

小豆島にある「二十四の瞳映画村」へやつてきました(゚▽゚*)♪
二十四の瞳映画村は小豆島の高松港から湾内を内海フェリーで草壁港へ行き、
そこから小豆島オリーブバス坂手線で28分、「二十四の瞳映画村」下車してすぐの所にあります。
ちなみに、この船着場から見える正面の山の右手奥辺りが寒霞渓です。

二十四の瞳映画村は1987年公開の映画「二十四の瞳」の小豆島ロケのオープンセットを活用した施設群で、
古い町並みが再現された映画と文学のテーマパークとなっています。
二十四の瞳という小説の名前を聞いたことはありますが、
実は映画は見たことはありません(ノ∀`)(笑





このテーマパークでは田中裕子さん主演による1987年版の映画「二十四の瞳」にて、
映画撮影で使用された「岬の分教場」と大正から昭和初期の民家、
男先生の家、漁師の家、茶屋、土産物屋など14棟のオープンセットを公開しています。

田舎へ行くとときどき見かける感じの看板(꒪˙꒳˙꒪ )!!!
ここは和雑貨の店「駕籠屋」というお店で、
オープンセットを改装したお店となっています。
小豆島っぽいオリーブサイダーとか醬油サイダーとか売っていました(`・ω・´)





他にもオープンセットの建物をお店に改装した店舗は多くありまして、
土産物屋さんや甘味所、二十四の瞳オフィシャルショップやギャラリーなどもありました。
というか殆どの建物が外観を残したままのお店になっていました(o´ω`o)
昭和の頃の給食を再現した軽食セットとかもありました♪

キネマの庵の横を通って海岸へ~

階段を登ると目の前には汐江海岸が広がり、
播磨灘(瀬戸内海)の穏やかな絶景が一望できます(人*´∀`*)

他にも校庭のグラウンドのようになっているここには、
「岬の分教場」として映画の主要な舞台になった旧苗羽小学校田浦分校と、
「男先生の家」という教員住宅の建物があります。

学校の隅のほうにある「男先生の家」です。

なんとなく「男先生の家」って感じの家具セットですね(*´д`*)(笑
でも、こういう感じの間取りというか佇まい好きです☆

「岬の分教場」の映画セット内についてはまた次の記事にて~٩(ˊᗜˋ*)و
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