▼今戸神社▼ - 2012.02.10 Fri
東京都台東区今戸にある東京下町八社のひとつ今戸神社(いまどじんじゃ)です。
康平6年に源頼義・義家親子が京都の石清水八幡宮を当地に勧進し、奥州討伐の戦勝祈願したのが始まりといわれています。
この神社は戦乱の兵火や関東大震災、大東亜戦争など数々の戦乱や火災に見舞われましたが、その都度再建され被災・再建の歴史を繰り返しながら現在に至っています。
御祭神は應神天皇(おうじんてんのう)・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)。
また浅草名所七福神として福禄寿(ふくろくじゅ)も御奉りしています。
伊弉諾尊・伊弉冉尊を御奉りしていることから縁結びに縁があり、他の神社では見られない「縁と円」の語呂を合わた真円形の絵馬があります。
そしてこの神社は幕末当時、胸の病を患っていた新撰組の沖田総司を診ていた松本良順が、今戸神社を仮の住まいとしていたことから沖田総司の終焉の地とも言われています。
今戸神社は招き猫発祥の地のひとつとしても知られ、伝承によると江戸末期の頃、浅草に住む老婆が貧しさゆえに愛猫を手放したところ、夢枕にその猫が立って「自分の姿を人形にしたら必ずや福徳を授かる」と言い、そこで片手を挙げた猫の今戸焼の焼き物を作り、参道で売り出してみたら大評判だったとのことです。
また当社にてヒット祈願を致しましたアニメ「夏目友人帳」の放送中に限り、「ニャンコ先生招き猫」をご覧いただけます。
にほんブログ村
スポンサーサイト