▼白絲濱神社▼ - 2021.01.15 Fri






創立年代は不祥ですが、八世紀ごろに編纂された丹後風土記にて、
「白糸浜、枯木浦ノ内浜ニシテ上古少彦名命大己貴命二柱ノ神国造リ座ス」
とあることからその頃には原形となる神社があったと思われます。






現在の白絲濱神社の形になったのは大正二年六月のことで、
舞鶴軍港化に伴う東地区の大区画整理により、
江戸期からあった旧浜村の稲荷、恵比須堂、水無月明神の三祠宇を合併合祀し、
新舞鶴町の氏神を祀る白絲濱神社として信奉されるようになりました。
現役の海上自衛隊護衛艦「あまぎり」に分祀され艦内神社としてお祀りされてもいます。










合併前の水無月神社跡地は海軍官舎を経て現在は近畿財務局舞鶴出張所になり、
稲荷神社跡地は稲荷園市場と演劇場の稲荷座を経て現在は八島公園に、
そして、蛭子神社跡地は裁判所出張所を経て現在は七条商店街の一部になっています。
ちなみに白絲濱神社南側の石の垣根は稲荷神社から移されたものといわれ、
かつての面影を残す数少ないものとして伝えられています。

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