▼龍田大社-下照神社・加農砲▼ - 2014.11.27 Thu






本殿へと向かう参道を左手にはずれますと藤棚と小さな池があり、
その池の中央に下照神社は鎮座しています。
御由緒や由来などは不明ですが、
その神社名から御祭神は下照比売命と思われます。









龍田大社にある理由は不明ですが、
旧陸軍省が奉納したもので、
日露戦争時の鹵獲品とのことです。
正面に置かれた石碑の表には、
「大正三年六月吉日奉納
馬場住人 氏子」
と書かれ氏子二名のお名前があり、
裏側には、
「陸軍省奉納、明治三十八年之戦役
三十五口径 十珊七 加農砲
三十珊半 堅鉄弾丸」
と書かれています。






戦時に没した方を供養するための木製の碑で、
正面には「志魂頌徳碑」と書かれています。
旧帝国海軍の軽巡洋艦「龍田」の艦内には、
艦内神社として龍田大社より御分霊され神社が置かれていました。
艦名の由来となった竜田川は龍田大社の前を流れる大和川のことを指し、
万葉集などに歌れた頃はこの大和川を竜田川と呼んでいたそうです。
ちなみに「竜田揚げ」は、
この紅葉の名所である竜田川を流れるモミジの色に衣の色が似ているからとか、
軽巡洋艦「龍田」の中でから揚げを作る際に片栗粉を用いて揚げた調理法が広まり、
艦名から料理の名前が付いたとする説があります。

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