▼江神社▼ - 2011.06.09 Thu





『倭姫命世記』によると、
二見の浜に至り堅多社を定めた後、二見から「五十鈴川後之江」に入った倭姫命一行を佐見津日子命(さみつひこのみこと)が迎えます。
そして佐見津日子命がこの川の名を「五十鈴河後」であると教えたことから、その地に江神社を建てたと記されています。





長口女命は、棒原神社に祀られている天須婆留女命の御子神で昴星の子であり、、『倭姫命世記』に神体の形は「水に在り」と書かれているように、水の神様です。
大歳御祖命は五穀の実りの神、宇加乃御玉命は稲魂の神でいずれも農耕に関する神様のようです。





この神社を再興したときに、 旧地がわからずこの「巻江明神」があった地が選ばれました。
なのでこの神社は「蒔絵の明神」とも呼ばれています。
「蒔絵」とは五十鈴川派川の入り江近くにあるため「巻江」と呼ばれていたのが転じたとも、もとは入り江にあり松の木が入り江を巻いて絵のようにあったためとも諸説あります。
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