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2017-10

日本遺産の斎宮へ行ってきました~「さいくう平安の杜」 - 2016.02.08 Mon

斎宮01-01

文化庁が新たに創設した「日本遺産」という制度に、
平成27年4月24日に認定された「祈る皇女斎王のみやこ、斎宮(さいくう・いつきのみや)」へ行ってきました(o´ω`o)ノ

「日本遺産」とは地域の歴史的魅力や特色を通じ、
日本の文化・伝統を語る上で欠かせない魅力ある有形・無形の文化財群を、
総合的に整備し、国内外へ発信するとともに地域の活性化を図る制度です。

現在日本遺産は18あり、
「四国遍路~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~」や、
群馬県の「かかあ天下 ―ぐんまの絹物語―」・広島の「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」など、
テーマのあるストーリーとして遺産群が登録されています。


斎宮01-07

ということで今回は伊勢神宮とも繋がり深い斎宮の、
国史跡の斎宮跡がある三重県多気郡明和町へ行ってきたわけです(*´Д`)

斎宮の最寄り駅は近鉄の「斎宮」駅で、
名古屋・大阪・京都方面から来た場合は松阪駅で各駅停車の普通電車に乗り換え10分ほど、
伊勢からは伊勢駅乗り換えで24分ほどで斎宮に着きます。

斎宮駅は無人駅)で改札は駅の北側(史跡公園口)と南側にあり、
券売機は、南側の改札に設置されています。

斎宮01-08

駅から出ますと正面にすぐ「いつきのみや歴史体験館」があって、
この建物のむこう側の広大な史跡跡に1/10で再現された史跡全体模型のジオラマがあります。

まずはそこから見に行きますよっε=(ノ・∀・)ノ

斎宮01-02

斎宮01-03斎宮01-04斎宮01-05斎宮01-06




「1/10史跡全体模型」です。
建物の上から眺める巨人の気分が味わえます(*゚∀゚)=3(笑

模型は神殿や斎宮寮庁・八脚門などが細かく復元されていて、
斎宮があった当時の雰囲気を味わえるかの様な精密な模型となっています☆


斎宮01-09

斎宮01-10斎宮01-11


ここ斎宮周辺には斎宮跡の他に斎王となった皇女の墓や斎王の森、
竹神社や塚山古墳群など斎宮を構成する史跡がいろいろありますが、
今回の見学のメインは去年実物大で復元されました「斎宮寮」とよばれる、
役所の中心的な建造物たちなのです(-_☆)


斎宮01-12

斎宮駅より伊勢方面へ線路沿いに斎宮跡の区画道路を歩いて行きますと、
三棟の復元された建物が見えてきます。

今回、「史跡斎宮跡東部整備事業」で復元された建物は正殿・西脇殿・東脇殿の三つで、
発掘調査で見つかった斎宮の運営を担った役所「斎宮寮」の「寮庁」の、
柱穴の遺構の真上に当時の規模や建築方式をそのままに復元されています。


斎宮01-14

斎宮01-19斎宮寮長官が出座した「正殿」です。

正殿は今回復元された区画の中で最も格式の高いもので、
高床の入母屋造りの檜皮葺きで濡縁のまわりには高欄が廻り、
階段には擬宝珠の装飾がついています。
今回の建築では軒先や屋根の形状は、奈良の室生寺金堂を参考としたそうです。



この正殿は当時、斎宮寮の長官が臨席のもと、
正面の広場や両脇殿で様々な儀式を見守る舞台であったと考えられています。




斎宮01-15

斎宮01-13こちらは「西脇殿」です。

復元された建物の中で最も床面積が大きく、
当時は巫女や神官などの使いを饗応するための建物であったと考えられています。



今回、この建物を建造するに当たっては、
厳島神社の客人神社、法隆寺聖霊院の建物を参考にしたそうです。


ちなみに、
この建物のところにはボランティアガイドの方々が居られまして、
希望すればガイドなどをしてくれますヾ(@^▽^@)ノあと建物の資料も置いてありました。

斎宮01-16

斎宮01-18そして三つ目の建物が「東脇殿」です。

この建物は土間床なのが特徴で、
ここでは祭祀などの際に寮庁の役人が立ち並び、
儀式に臨む場所だったと考えられています。




この三棟の中では最も小さい建物ですが、
発掘調査では一番大きな柱を使われていたことが分かり、
こうしたことから南北方向に壁が無かったと考えられ、
柱の太さで建物を支える建築だったようです。

ここも今回の建築では奈良の春日大社の車舎が参考となりました。

あと、奥に見えている森は竹神社です(´ー`)

斎宮01-21

というわけで当時の遺構の真上に原寸大で建物を再現し、
平安時代当時の斎宮の雰囲気を感じられる三棟の復元建物でした(*゚∀゚)=3いいね


そして、まだちょっと次回に続きます。





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● COMMENT ●

日本遺産でありながら観光客をあまり見かけないですね。
人物が入らないようなアングルで撮ったのかな、それとも平日で客足が少なかったのかな。

こちらにも平泉の世界文化遺産がありますが、認定された翌年に行ったときは人混みが多くて満足に写真も撮れませんでした。
もっとも日曜だったから駐車場は県外の車で満車でしたからね。
平泉の金色堂を期待して見に行ったのですが、実際見てみると期待外れでしたね。

いつもながら解説が詳しいですね。
文化遺産は建物よりその歴史と合わせて見るべきなんですね。勉強不足でした、ハイ。

Re: タイトルなし

> matsuyama さん

斎宮は「延喜式」や「伊勢物語」に登場するほど、
平安時代の文化や歴史にとってとても重要な場所なのですが、
交通の便があまり良くなくて高速道路からは遠く、駅も特急や急行が停まりませんし、
なにより隣り合う市が伊勢市と松阪市という、
観光地として有名すぎる場所があるため観光客の方は通り過ぎちゃうようです(´・ω・`)

あっ、でも六月に開催される「斎王まつり」は日本三大斎宮行列として有名なんですよ(人*´∀`*)


おぉ世界遺産の平泉ですか良いですね~♪
毛越寺の庭園や金鶏山も面白そうですが、
わたしとしましては達谷窟が気になります(-_☆)


とっても荘厳な雰囲気ですね!

日本遺産というのは名前だけは聞いた事がありますが、こうやって実物を見たのは
写真を含めて初めてなのですごーーくためになりました!
いつもながらの詳細な解説、本当に凄い・・・・と思いますし、同時に「ありがたいな・・」とも
感じてしまいます。
写真がとっても綺麗ですね!
1/10史跡全体模型もとっても精密ですね!
東武ワールドスクウェアのあのちゃちいミニチュアとはなんか次元が違う!という感じですね。
それととにかく敷地が広いし、建物が壮観!
まさになんか威厳というのか荘厳と言うのか、とにかく厳粛な感じが伝わってきますね。
こうやって見てみると古くからの「建築様式」というものは、時代を超越して
現在の日本にでも十分にその受け継がれてきた匠の技というものは通用するものなんだなぁ・・と
実感いたしました。

Re: とっても荘厳な雰囲気ですね!

> ぬくぬく先生 さん

ありがとうございます(人*´∀`*)
喜んでいただけたようでなによりです♪

日本遺産と言う制度は去年始まったばかりですので、
まだあまり浸透していない感じがしますね。
ですけれど、
日本遺産に選ばれている場所には名所・史跡がありますから、
知らないうちに訪れていた、ということが結構ありそうです。

この斎宮のミニチュアは史跡全体の1/10なので結構迫力があります☆
でも東武ワールドスクウェアの世界遺産のミニチュアも、
ごちゃっとしていて好きです(o´ω`o)(笑

こういった昔の建築方法を用いて再現しているのを見ますと、
使われなくなった技術でも継承は大事だなと思えますね。


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