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2018-12

▼富士山本宮浅間大社-三之宮浅間神社・七之宮浅間神社▼ - 2018.01.15 Mon

三之宮浅間神社-七之宮浅間神社01

ナナモリ(普b-01)s本殿向かって左手に鎮座する摂社・三之宮浅間神社と浄砂です。

江戸時代には境内・境外に摂社19社、末社15社と多くの摂末社を抱えていた浅間大社でしたが、
安政大地震により大破し内陣に合祀されたり明治以降の統廃合により、
現在は境内に摂社2社・末社4社を抱える神社となっています。


境外にあった摂末社などは実情独立した別個の神社となって現在も周辺に鎮座しています。

三之宮浅間神社-七之宮浅間神社02

こちらは摂社・三之宮浅間神社です。

御祭神は浅間第三御子神
「駿河国神名帳」に列する正三位浅間第三御子明神と考えられ、
江戸期までは三之宮と称されていました。


三之宮浅間神社-七之宮浅間神社03

三之宮浅間神社の左隣にある注連縄の張られた盛砂は「富士山浄砂(きよめずな)」です。

この砂は敷地の隅に撒いて清めたりする「お砂取り」に使われるもので、
富士山奥宮の清浄な土地の砂をお守りとしたり、家の敷地を清める為に撒いて使用します。
授与所に申し出れば一握りほどいただけるそうです。



三之宮浅間神社-七之宮浅間神社04


ナナモリ(楽2)s本殿右手に鎮座するのは摂社・七之宮浅間神社です。

御祭神は浅間第七御子神
「駿河国神名帳」に列する正三位浅間第七御子明神と考えられ、
江戸期までは七之宮と称されていたそうです。


三之宮浅間神社-七之宮浅間神社05

「駿河国神名帳」には浅間御子明神の名で第一御子明神から第十八御子明神までの記載されていますが、
このうち第三御子神・第七御子神は本宮境内に摂社として祀られ、
第一御子神は若之宮浅間神社に第二御子神が二之宮浅間神社にと、
境外の神社にて祀られています。

また一説には第八御子神・第十八御子神は米之宮浅間神社に祀られているとされていますが、
その他の御子神の所在は明らかとなっていません。


三之宮浅間神社-七之宮浅間神社07


ナナモリ(驚)s

本殿と社務所の中間辺りに置かれている二つの石は、
火山弾」と「南極の石」という他の神社ではなかなか見かけないものです。



三之宮浅間神社-七之宮浅間神社08

こちらは「南極の石」で、
南極奥地より氷河によって運ばれ、
地吹雪により風化し独特の風合を醸し出した石です。

第7次南極観測船(1965)の砕氷船「ふじ」の乗組員であった、
富士宮市出身の赤池 稔氏が奉納されました。



三之宮浅間神社-七之宮浅間神社09

こちらは「火山弾」で重さは約100キロ。

この石は宝永大噴火の富士山噴火時に境内に飛んできたと言われる石で、
噴火の時に地中の岩漿(がんしょう)が火熱のため溶けて空中に吹き上げられ、
落下した際に酸化して冷却され固まったものでこのように整ったものは珍しいそうです。

ちなみにこの「宝永火口(ほうえいかこう)」を作った宝永大噴火では、
火山灰、火山礫、火山弾など飛び散った総量は9億トンともいわれ、
遠くは江戸の町にまで降ったと伝えられています。



三之宮浅間神社-七之宮浅間神社10






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● COMMENT ●

富士山浄砂

雪をかぶった今頃の富士山のように見える富士山浄砂ですねぇ。
丁寧に撮られている写真ですので雰囲気が伝わります。

統廃合

私の高校男子校でしたけど、少子高齢化の波を受ける形で近隣の女子高との統合により共学校になりましたけど、
神社の世界にもこうした統廃合は意外と古くから実施されていたのですね。

富士山浄砂とは大変縁起がいいと思います! これはぜひ地鎮祭でも使いたいですね~(笑)

そして南極の石がここにあるのは驚きです! 気のせいかもしれないですけど何とも言えない風情を感じさせて
くれていますね!

松の内が過ぎてプロフィール画像も通常に戻りましたけど、寒い時に熱いお茶をすする巫女さんもすてきものが
あると思います。

Re: 富士山浄砂

> ヨリック さん

おぉ、たしかに雪をかぶった冬の富士山のように見えますね。
良いことを教えていただきましたわ(o´ω`o)ありがとうございます。

Re: 統廃合

> ぬくぬく先生 さん

昔は、村や町毎に神社がありましたから、
廃村や過疎などによって維持できなくなくった神社が、
神社合祀によって整理された神社は非常に多いですね~

この南極の石は南極調査隊の砕氷船が「ふじ」ということから、
こちらの神社で安全祈願した縁に依ってこちらに奉納されたようです。
なかなか変わった文様の石ですよね(人*´∀`*)

巫女さんが飲んでるのは実は甘酒だったりします(笑

先日参拝した富士宮本宮浅間神社の三ノ宮と七ノ宮神社をここまで詳しく解説してくれた記事は初めてみました。
あんな小さな神社にこんな由緒があったとは・・・

本殿からちょっと外れた境内社の水屋神社には参拝されましたか?あそこの神水の味がちょっと気になったのですが「ボイル必須」と書いてあるのでまだ飲むことは叶っていません。

Re: タイトルなし

> ピックル さん

喜んでいただけでなによりです(o´ω`o)

三ノ宮と七ノ宮社は江戸時代の頃にはそれぞれに、
禰宜の井出氏と鈴木氏という神主の一族が管理されていましたので、
もう少し大きな神社だったのかもしれませんね。

湧玉池に面して鎮座している水屋神社ですね、もちろんお参りしてきましたよ~♪
あの辺りの湧き水は富士山の雪解け水が冷えた溶岩の岩盤で濾過されて出てきているものですから、
御神水や手水鉢の水は少し変わった味になっているのかもしれませんね。
もちろん生水ですので煮沸したほうが安全です(-_☆)v


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