▼立木神社(滋賀)-本殿▼ - 2018.09.11 Tue






今から約1250年ほど前に創建された古社で、
江戸時代の東海道五十三次の宿場町「草津宿」にあり、
東海道に面して鎮座する当社は草津宿の歴史絵巻物にもその姿が描かれ、
厄除けや交通安全の神社として親しまれてきました。










社伝によりますと創建は神護景雲元年の767年、
御祭神である武甕槌命が常陸国(現・茨城県)の鹿島神宮を白鹿に乗り旅に出られ、
諸国を経てこの地に到着し手に持たれた柿の鞭を社殿近くに刺し、
「この木が生え付くならば吾永く大和国三笠の山(春日大社)に鎮まらん」と言ったところ、
鞭が根付き柿の木になり枝葉が茂ったため、
この木を崇め社殿を建て社名を立木神社と称したのが始まりと伝えられています。






毎年5月3日に行なわれる五穀豊穣と無病息災を願う祭礼にて踊る踊りで、
武甕槌命が鹿に乗ってこの地へと来た時に矢倉地区に先住していた人々が、
神をお迎えするにあたり踊りを以って迎えたのが始まりという踊りです。
踊りは花笠や襷をした子どもが踊りの中心で、
二列になった踊り手は踊り場に到着すると両列が向かい合ったり、コの字形に並んだりしながら、
太鼓やササラ、笛などを打ち鳴らして賑やかに囃し立てながら短い踊りを繰り返します。
ちなみに「サンヤレ」という言葉は「幸あれ」が転じた言葉とされています。

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● COMMENT ●
社殿改修
Re: 社殿改修
> ぬくぬく先生 さん
こちらの神社へ訪れた時はちょうど御鎮座1250年記念で大改修をされていましたので、
本殿はこのように工事中で全体は見られませんでした(´・ω・`)
それでも社殿の造りの雰囲気から立派な様子も窺え、
普段は見られないところもちらっと見えたので良かったです♪
宮大工さんは専門でやられている組もだいぶ少なくなったそうで、
ひとつの組が全国を巡っていろいろ手掛けられていると聞きました。
技術習得が大変な職種ですから職人を増やすのも難しい問題なのでしょうね。
こちらの神社へ訪れた時はちょうど御鎮座1250年記念で大改修をされていましたので、
本殿はこのように工事中で全体は見られませんでした(´・ω・`)
それでも社殿の造りの雰囲気から立派な様子も窺え、
普段は見られないところもちらっと見えたので良かったです♪
宮大工さんは専門でやられている組もだいぶ少なくなったそうで、
ひとつの組が全国を巡っていろいろ手掛けられていると聞きました。
技術習得が大変な職種ですから職人を増やすのも難しい問題なのでしょうね。
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現在大規模修繕中のようですけど、最近の神社改修の傾向として、それを専門的に手がけられる
宮大工さんの絶対的不足がありますので、
神社改修を施工されるのは全国的に大変な傾向があったりもします。
だけど改修後は参拝客も増えご利益もありそうですね。
サンヤレ踊りの語源が「幸あれ」というのもすてきなお話ですね・・