▼草奈伎神社▼ - 2011.10.06 Thu





草奈伎神社は、式内社・草名伎神社に比定されている古社であり、
外宮第一の摂社として尊崇されてきた神社です。
他の摂社と異なり、外宮摂社では唯一神職が参向して奉仕し祭祀を行います。





度会氏の祖・大若子命が垂仁天皇にこの剣を賜り勅命により、越国(福井・石川・富山・新潟)の阿彦という凶賊を平らげ、大幡主命の名を賜ったと伝わっています。
「草奈伎(くさなぎ)」の社号に関しては、倭姫命から日本武尊へ授けられる以前に神宮にあった草薙剣の御魂を祀るという説や、阿彦を討伐した大若子命の剣を草薙剣に例えたものという説などがあり定かではありません。





入り口には石積の蕃塀が築かれており古式の雰囲気を残しています。
ちなみに大若子命(大幡大神)は松阪市の櫛田神社にも祀られており、博多祇園山笠で有名な博多の櫛田神社はそこからの勧請社であります。




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