▼阿賀神社(太郎坊宮)▼ - 2012.04.20 Fri





阿賀神社の創始は約1400年前、聖徳太子が当地箕作山に瓦屋寺を建立された時、当社の霊験が顕著であることを聞かれ、国家の安泰と万人の幸福を祈念し創建されたと云われています。





御祭神は勝運の神として崇められ、どんな事にでも勝つと云うことで、商売繁昌・必勝祈願・合格祈願・病気平癒などの御利益があるといわれています。





そのため明治の神仏分離令が発せられるまで、山岳信仰の霊地として神道・修験道・天台宗が綯交ぜになった形で信仰されます。





ここ赤神山には数多くの巨石や奇石の磐座があり、太郎坊天狗は「十丈許の妙石」(夫婦岩)に住んでいたと伝えられており、源義経も源氏の再興祈願に訪れて、境内には義経が座ったという「腰掛け岩」があります。





左が女岩、右が男岩になり注連縄で結ばれています。





また蒲生野は、この万葉集の有名な歌が歌われた場所でもあります。
“あかねさす 紫野行き 標野行き
野守は見ずや 君が袖振る ”(額田王)
“紫の にほへる妹を 憎くあらば
人妻ゆゑに 我恋ひめやも ”(大海人皇子)






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