▼須原大社▼ - 2012.05.16 Wed





豊受大神宮別宮・月夜見宮すぐ近くに鎮座されています。
古代、外宮の山田地域には大きな勢力として、
須原方・坂方・岩淵方などがあり、
須原大社は須原方の産土神を祀ったのが始まりのようです。





『八王子』とは天照大御神と須佐之男命が誓約した時に生まれたとされる五男三女の神々です。
すなわち
正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(まさかあかつかつはやひあめのおしほみみのみこと)
天津日子根尊(あまつひこねのみこと)
熊野久須日尊(くまのくすびのみこと)
市木島比売命(いちきしまひめのみこと)
天之穂日尊(あめのほひのみこと)
活津日子根尊(いくつひこねのみこと)
多木理比売命(たきりひめのみこと)
多木津比売命(たぎつひめのみこと)
の八柱です。





また須原稲荷神社・中社(石神社)が境内社としてあります。
なかでも石神社に祀られている石は、
昔、民家の井戸より一つの石を掘り出して路傍に置いていたところ、
その場所を通行する人々で怪我をするものが多かったので、
この石の祟りであるとし石神社として奉祀しました。
そうするとピタリと異変はやんだという不思議な伝説があります。





古代には宮川の支流が幾つも流れ込み、
山田というこの辺一面は広い川原だったようです。
当社は古来より、この地の産土として「大社」と称えられていましたが、
その後「須原の大社」と唱えるようになったそうです。
生い茂る緑に囲まれ、街中でありながら静かな神社です。






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